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Pop Voice

昨夜は下りる駅を間違えて、真夜中近くの帰宅。
梅田で下車のつもりが、再び本町まで乗り過ごし、
JR環状線に乗り換えたり、なかなか大儀でした。
大事な土産物を車内に忘れもせず、きちんと自宅に
持ち帰れたことを祝福しよう。ぼんやりとした記憶の
中、ライト・アップされた「栴檀木橋」。羽を伸ばした
休日明けが午後出勤で有り難いのは、二日酔いが
若干収まってくれるから。「きったんカレー」で遅い
ランチを取って、早く帰りたいと思う。帰宅すれば、
「Amazon」で購入したピン・マイク「Pop Voice」が
配達されていました。しかし、ぼくは何もわかって
いなかったのです。やること為すことが支離滅裂。

テーマ : つぶやき
ジャンル : 小説・文学

tag : つぶやき

いけだ家

前夜、「本とん平」のカウンターに陣取ったため、
髪の毛などに付いた油の臭いを気にしながら、
川端康成を読み返しています。学生時代の頃と
変わらず、やはり、素晴らしい小説家であることを
讃美しつつ、生地である大阪市・天満に対して
天満の天神に近い町と知るだけ」とつれない
態度に嘆息してみたり……生まれて1~2年しか
住まっていないので、致し方ないのですけれども。
       ☆
2022_10_21_「いけだ家」 17時30分から、地酒と静岡おでんいけだ家」(大阪市
 中央区備後町2-4-10)に、ディナーの予約を入れました。
 “ディナー”とはいえ、仰々しく改まったものではなくて、
 3,500円で飲み放題付きのコースです。Osaka Metro・
 堺筋本町駅からの方が近いでしょうが、本町駅から歩き、
 「輸出繊維会館」や「綿業会館」を眺めつつ、備後町通を
 東へ進みました。自家製コロッケや焼津・黒はんぺん、
 だし巻き玉子……どれも美味ですが、最初から狙いは
 静岡おでんでしたからね。黒いだしに浸かり切っている
 ように見えますが、実はあっさり。おでん味噌や削り粉で
 味の変化を楽しみます。店員さんらも当たりが柔らかく、
 以前から通っていたお店のように錯覚しそう。居心地が
 良過ぎて焼酎が進み、お茶漬けやデザートまで至れり
 尽くせりの大満足よ。相方が静岡県人なのも歓迎された
 理由でしょう。「おでんプログラム(25)」に算入しますね。

テーマ : ご当地グルメ
ジャンル : グルメ

tag : おでん呑む近代建築

美しい川端の私

 明治32年(1899)6月14日、大阪市北区此花町1丁目79番の屋敷で、川端康成は誕生しました。父・栄吉、母・ゲンの長男です。4歳上の姉・芳子もいました。父の栄吉は東京の医学校を出た医師で、漢詩文や文人画をたしなんでいたそうです。
 明治34年(1901)1月、父が亡くなり、母の実家・黒田家のある大阪府西成郡豊里村(現・大阪市東淀川区)に移っています。川端康成、2歳の時でした。翌年1月には、母が死去。祖父・三八郎、祖母・カネに引き取られ、大阪府三島郡豊川村大字宿久庄字東村11番(現・大阪府茨木市)の屋敷に移りました。
 豊川尋常高等小学校に入学した明治39年(1906)には祖母、明治42年には姉、そして、大正3年(1914)には盲目の祖父を亡くし、孤児となります。当時の祖父の死に際しての写生文が、後に『十六歳の日記』として発表されました。
 小説家、いえ、芸術家という存在は自分の造った物に呪われる者なのかもしれません。川端の掌編『処女作の祟り』という表題もありますように――実際の処女作は一高「校友会雑誌」に発表された『ちよ』――、身近な愛する人達を失っていくスタイルは生涯変わらず、おそらくは『葬式の名人』という作品を書いたがため、本当に「名人」と化してしまったのは哀しい運命だったのでしょうか。主立ったところでも、大正モダニズムの時代に新感覚派を牽引した盟友・横光利一の弔辞を読んだことを皮切りに、林芙美子、堀辰雄、三島由紀夫らの葬儀委員長を務めています。
 昭和43年(1968)、69歳でノーベル文学賞を受賞されましたが、そんなものが何になりましょう。「末期の眼」をもって世界を凝視し、現世を「魔界」としか見られなかった川端康成ですもの。昭和45年(1970)11月25日、三島由紀夫は陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地東部方面総監室にて割腹自殺してしまいました。享年45歳。年は違えど、方法論は異なれど、互いに敬愛の念を終生失わなかった文学上の畏友を、またしても失う羽目に陥ってしまった老作家。
 三島の葬儀委員長を務め、翌昭和47年(1972)4月16日の夜、神奈川県・逗子マリーナの仕事部屋でガス自殺を果たした川端康成、満72歳と10か月でした。絶えず死を見つめ、生の現実と異なる相に美を選り出してきた川端康成は、美ゆえに生き永らえていられたのかもしれません。亡父の血が蘇ったのかしら。蒐集していた古美術の一つ「緑釉壺」は安宅コレクションに加わり、現在では「大阪市立東洋陶磁美術館」で鑑賞することが出来ます。お帰りなさい。

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テーマ : つぶやき
ジャンル : 小説・文学

tag : 小説

I Got The Feelin'

このところ、Aretha Franklin 『THIS GIRL'S IN LOVE WITH YOU』
(1970)ばかりを聴いていたような気がします。10曲中9曲がカバーなので、
どうかしら? と思わなくもなかったのですが、オリジナルが「Call Me
一曲だけでも文句はございません。ビートルズ2曲にもやもや感じてしまう
とはいえ、James Carr の「Dark End Of The Street」は本家に一歩
譲るにせよ、悪くなくってねえ。ところで、文鹿さんの独演会の客入れ時に
流れていた James Brown のアルバムが気に懸かって、当たりを付けて
注文していた 『I GOT THE FEELIN'』(1968)が昨日届いていたのです。
一聴、二聴してみましたが、違いました。やはり、ライヴ音源のようでしたし、
ホーン部隊にP-ファンク以降のアレンジが濃厚でしたから、もう少し後年の
ライヴ盤を当たってみないといけませんか。ただ、このアルバムも劈頭を飾る
表題曲が最強極まりない上、はぐらかすように折々ジャジーなインスト曲が
挟まれるなど、(JB初期のスタジオ録音盤にしては)趣向が凝らされており、
手元に置いて、決して損にはなりませんもの。クイーンとキングに祝福を。

テーマ : Soul, R&B, Funk
ジャンル : 音楽

tag : 黒い音

宝寿橋(朝護孫子寺)

2022_10_11_宝寿橋 貴方がいないから、ぼくは独りでどこにも行けなくて
 (出て行けば、どこにも帰ってこれず)、流れる水のように
 やがては砂地に吸い込まれ、涸れ果て、消え失せる。
 子供の頃に読み耽った探偵小説ばかり、手元に寄せて、
 万年床に寝そべり、頁を繰る引き籠もりの廃人になる。
 つい一週間前の愉しかった信貴山を思い浮かべながら。
        ☆
 「朝護孫子寺」の「榧の木稲荷社」から(融通殿を有する)
 「成福院」や「玉蔵院」へ向かおうとして、木漏れ日の中、
 石橋が架かっているのが見えます。感じの良い「宝寿橋
 でした(実際の親柱に刻まれている橋名は旧字体です
 けれども)。画像の奥に垣間見えるのが「融通殿」で、
 手前には寅ポストも立っていましたっけ。「天気は心配
 しなくていい。『きっと晴れるから』と言っていたでしょ」と、
 その日は何度、口にしたことかしら。決して雨は降らない。

テーマ : 建築
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 小説

信貴大橋

奈良交通のバス停の名前にもなって
2022_10_11_開運橋から信貴大橋
2022_10_11_信貴大橋

いる「信貴大橋」――「開運橋」同様、
信貴山朝護孫子寺大門池
架かっていますが、「開運橋」のような
人道橋でなく、道路橋です。昭和40年
(1965)に架設された3径間鋼アーチ
橋でして、橋長90.00m。右上の画像は
「開運橋」から見下ろした「信貴大橋」と
なります。じっくり観ると興味深いのが
「開運橋」の桁で、ぱっと見で美麗な
「信貴大橋」というイメージでしょうか。
東詰にバス停の他、駐車場(第1)が
在り、大門池の畔に“(青)龍”らしき
像が立ち、大寅に対する龍なのか?
と勘違いしていましたが、マップ等で
確認しますと、西方守護神白虎
と明記されていました。張り子の虎が
散々目に焼き付いた後では、中国
オリジナルの四神の白虎は、虎に見えなくて。
「信貴大橋」の半ばから、大門池の南側を
見遣れば、大門ダム。少し足を延ばしたらば、
とっくり池に架かる「とっくり吊橋」も渡れた模様。

テーマ : 建築
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag :

開運橋

2022_10_11_開運橋_1
2022_10_11_開運橋_2
  開運橋は信貴山門前の大門池に
 架かる全長106mの鋼製橋です。
 三郷町側の親柱には「昭和六年
 十二月竣工」と刻まれています。
  橋の形式は「上路カンチレバー
 橋
」といい、開運橋がその形式と
 しては現存する最も古い橋です。
 また鉄骨を組み合わせた
 「トレッスル橋脚」を用いている
 ことも珍しく、これらのことから
 平成19年7月に国の登録有形
 文化財に選定されました。
   平成19年 平群町・三郷町

        ☆
 登録有形文化財(第23-0118号)の
 説明文を転記しました。ちょっと、
 「カンチレバー」で引っ掛かりますが、
 日本では、“ゲルバー桁”の方が
通りが良いでしょう。「トレッスル橋(脚)」は、Wikipedia によりますと、「末広がりに
組まれた橋脚垂直要素(縦材)を多数短スパンで使用して橋桁を支持する形式」。
橋の中央部に設けられていた「開運バンジー」ジャンプ台に注意を奪われ、橋脚は
画像に撮れていませんが、桁の下部にも鋼材がトラスに組まれていて面白くてね。

テーマ : 建築
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag :

Bibliophage

前々日(13日)の夜、「MIRAIL」で、「文楽プレミアム
シアター
」第6回(2,500円)を購入しているのですが、
一体、まともに視聴する時間を取れるかも危ぶまれる
次第。演目は「桂川連理柵」六角堂の段、帯屋の段。
27日21時までならば、何とかなるかな。しかし、気が
つかない間に、第5回が終了していたのは、「e+」から
「MIRAIL」に切り替わっていたせいだと思うの。とまれ、
腰痛が酷く、事業所を開けただけで、業務を切り上げ、
出勤同様、退勤時もタクシーを利用。もう、駄目なのか
と思えば、気ばかり焦り、書かなければと焦燥の念に
駆られれば駆られるだけ、その前に読まねば。読書が
捗り、さらに読むスピード以上に本を買い込んでしまい。

テーマ : つぶやき
ジャンル : 日記

tag : 文楽小説

記憶尽きるまで

9時50分、Osaka Metro・南森町駅前に集合。
2週間後の「北区ぶらぶら 2022第5回
下見を行いました。昨年のぼくではないですが、
本年度の新人も交じっています。定番と化した
大阪天満宮」に始まり、「造幣局」周辺や
泉布館」を経て、正午に「OAP(大阪アメニティ
パーク)」で一旦解散。「めん坊」(大阪市北区
紅梅町5-23)に入り、サラダうどんをアテに焼酎。
浪花町の同名居酒屋と関係は無いと念を押されて。
       ☆
奈良の「興福寺五重塔を独りで観に行く気力が
失せて、JR環状線で天満から大阪へ移動。Osaka
Metro・四つ橋線に乗ると、西梅田から肥後橋へ
向かいました。「TAMARIS」(大阪市西区江戸堀
1丁目10-12)6Fに入っている「創栄社」を訪ねるも
空振り。仕方ないので、コーヒーマイスターの食卓
ORIENTAL CAFE」に入り、ちょい飲みセット
(800円)を注文しましたけれど、後が続かない。
船町ビル」跡を眺めて、ぼくの居場所はいずこ?
       ☆
Osaka Metro を乗り継いで、「コムズガーデン」から
京橋に上がりました。16時前だと、見知った顔にも
出会えなくて、居酒屋「とよ」の前をふらふら過ぎて、
たちのみねこ」と「お座敷こねこ」の間を行ったり
来たり。傷心のホストの子を慰めたりするうちに時は
過ぎ、新しい虹の国を求めても、辿り着けないまま、
P&G」のカレーを食していたのは、本能でしょうよ。
2Fに上がったり、1階に下げられたり、ガールズ・
バーのはしごは擬態。顔も名前も覚えませんから。

テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 史跡近代建築呑む地図おでんカレー

榧の木稲荷社

ぼく自身の異動がある訳でもないけれど(一介の契約社員2022_10_11_かやの木稲荷大明神
ですから、用が済んだら切られるだけです)、諸々の余波を
喰らって落ち着かず、変える/変わる機会があるのならば、
挑むだけ。後先は気にせず、誘われれば、付き合いますよ。
どこにも響かない身内だけの生産性向上ゲーム(意地悪く
言えば、社内で行われる貧困ビジネス)は疲れ果てます。
       ☆
右画像は、信貴山朝護孫子寺の本坊へ至る途中に
建つ「榧の木稲荷社」。「かやの木稲荷大明神」を祀って
います。神木とされる(かや)の木は樹齢1,500年。その
若芽が誕生した頃は、蘇我氏と物部氏が政治の実権を
握るために争っていた時代であり、丁未の乱(587)に
おいて、物部守屋を討ちに加わったという聖徳太子
勇姿も見守っていたのでしょうかねえ。「榧の木稲荷社」
傍らには、騎乗の「聖徳太子御像」も建っていまして、
どうやら、北村西望(1884~1987)の制作でありました。

テーマ : 仏教・佛教
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 樹木美術

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
好きな言葉は「ごちそうさま」。

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