第4ビル壁画群
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(2022年12月4日撮影分) |
壁画群を改めて探索に出掛けました。
駅前第4ビルの外部に直結している
と言い難く、“ストリート・アート” では
ありません。建築物の内部で展開
されたグラフィティと呼ぶしかない代物
でして、複数の署名が認められます。
もう一度、ビル全体を周回して、確認
したところ、B2F~2Fの階段2か所の
側壁にびっしりと描かれていました。
モチーフは動物(魚類、昆虫を含む)、
人物、数字や幾何学的図形……etc.
制作者の恣意に委ねられている観。
制作の背景等につながる情報は何か
無いかと見ていたところ、北西側の
階段壁に「宝塚造形芸術大学 児島
正子・神谷ゆかり 1995年9月」の
文字を認めました。人荷用エレベーター
近くの階段とは離れていますし、全て
同校、同年制作の作品とは言い切れませんが、ヒントにはなるでしょう。「宝塚造形芸術
大学」は、平成22年(2010)4月に大阪梅田キャンパスを開設した際、「宝塚大学」に
名称変更されています。“準パブリック・アート”と呼ぶのも、微妙にくすぐったくはあり。
半公共空間と言うしかない、人目に触れにくい区画のせいか、保存状態が極めて良好。
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テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術