阿古屋琴責

したらば、夕方からお出掛けの準備。相方と合流しまして、
日本橋へ移動。たこ焼き「えびす」で腹拵えの後、「国立
文楽劇場」へ入りました。「初春文楽公演」第3部は
17時30分に開演。演目は「傾城恋飛脚」新口村の段と、
「壇浦兜軍記」阿古屋琴責の段――ですけれど、前者は
5年前、後者は4年前の「初春文楽公演」で聴いています。
今回は阿古屋琴責の段が秀逸で、人形役割の秩父庄司
重忠(吉田玉志)、遊君阿古屋(桐竹勘十郎、左が吉田
簑紫郎、足が桐竹勘昇)もさることながら、阿古屋が
豊竹呂勢太夫、重忠が竹本織太夫という布陣に、何とも
ぞくぞくとさせられました。もう一度、聴けないものかしら。
ところで、干支の手ぬぐいプレゼント(~1月7日)に座席
番号が当選していることを、見ず知らずの他の観客から
教えられました。受け取った手ぬぐいは、相方に進呈。
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