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西国三十三所(04)

2023_01_20_槇尾山_施福寺 “西国三十三所観音巡礼”の第四番
 札所
は、和歌山県から大阪府に移り、
 「槇尾山 施福寺」(和泉市槇尾山町
 136)であります。大阪府内であれば、
 用心も要らないだろう……と油断して
 いると、えらい目に遭います。先達から
 “最大の難所”と脅されていたのです
 が、真実かもしれません。しかし、
 薄ぼんやりとしていた巡礼気分が
クリアになったようで、清々しくもありました。第一番札所「那智山 青岸渡寺」の画像
フォルダを失くして、もやもやした状態でもありましたし、少々ハードなくらいが、ぼくの
性には合うのです。泉北高速鉄道・和泉中央駅前から南海バスに乗って、槙尾中学校
前で降車。そこから、2時間に1本あればよい部類の槙尾山シャトルバス(オレンジ
バス
)に搭乗し、槇尾山を目指します。さらに加えて、30~40分ばかり(観音八丁)の
コンクリート坂~石段を登りますよ。「弘法大師御剃髪所跡」や「弘法大師御髪堂」まで
来れば、じきに“山上大堂 不思議仏の世界”。いや、自慢するだけのことはあります。
“西国三十三所観音巡礼”を始めて、風景の素晴らしさには感じ入っていましたけれど、
秘仏だ、何だと、観たい仏像になかなか直接逢えず、燻っている感は否めず。ところが、
「施福寺」にして潤されました。単なる観光客の1人ではなく、初めて、巡礼者の一人と
して受け容れられたような気すらしました。御詠歌は「深山路や檜原松原わけゆけば
巻の尾寺に駒ぞいさめる
」でありまして、西国四番札所の本尊は「十一面千手千眼
観世音菩薩
(画像中央)。槇尾山自体の本尊は「弥勒如来(画像右)です。山上大堂の
他の“立体マンダラ 仏の世界”は、他日の紹介を期して……観音八丁を下り、「満願滝
弁財天
」横の鄙びた「槙尾山観光センター」に立ち寄ったところ、街中に位置する
第五番札所(大阪府藤井寺市)や、箕面大滝(同箕面市)への店主の対抗心が露骨で、
微笑ましかったです。箕面大滝の落差は33m、満願滝の落差は約50mとのこと。
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テーマ : 仏教・佛教
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 仏像

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
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