AICEL

行くと、住宅街が続くのですが、民家の
屋根の奥に、巨大な船の艫(とも)らしき
物が見え、呆れながら、東へ回り込んで
確かめると、藤井寺市立生涯学習
センター「アイセルシュラホール」
(藤井寺市藤井寺3-1-20)なのです。
なかなかの迫力に、声を呑みました。
新池に南面と東面を囲まれ、角度に
よっては、水上を進む大船に見紛うばかり。修羅(古墳時代に巨石を運搬した道具)や
埴輪をモチーフにしているのでしょう。“アイセル”は、Activity(活動)、Information
(情報)、Consultation(相談)、Exchange(交流)、Learning(学習)の頭文字と
説明されていますが、たぶん、“愛せる”の地口でないかしら? 屋外の南西角に、
移築された「藤の森円墳 横穴式石室(藤の森古墳石室)」が在ります。「アイセル
シュラホール」は「類設計室」の設計の下、平成6年(1994)5月に竣工。左上の画像を
撮影した日は、軽食(赤飯等)を取った後、ホールの西に位置する「岡ミサンザイ古墳
(仲哀天皇恵我長野西陵)」まで足を延ばし、古墳の周濠をぐるりと一巡りしましたよ。
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