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東京録音

前日、フライヤーの作成で徹夜してしまい、
生活パターンが乱れて、どうにもこうにも…
…積んである書籍を読み崩しつつ、洗濯
等の生きているふりをするだけの雑事に
追われながら、『隔週刊 ブルーノート・
ベスト・ジャズコレクション 高音質版』

(第6号はSonny Clark、第7号はLee
Morgan
)の合間に、Andra Dayを聴き、
動画を貼ろうと思えば、Amy Winehouse
のつもりが、気が付けば殿下……命日(4月
21日)が近い?! 下記の投稿曲は1990年、
「Strollin'」や「Willing And Able」と同じく、
東京のワーナー・スタジオで録音されています。



 Money don't matter 2night
 It sure didn't matter yesterday
 Just when u think u got more than enough
 That's when it all up and flies away
 That's when u find out that u're better off
 Makin' sure your soul's alright
 Cuz money didn't matter yesterday
 And it sure don't matter 2night


参考文献:『プリンス』(シンコーミュージック・エンタテイメント)

テーマ : Soul, R&B, Funk
ジャンル : 音楽

tag : 黒い音

許波多神社(五ヶ庄)

許波多神社」について、Wikipediaで2023_04_01_許波多神社
調べた限り、同じ京都府宇治市内でも
木幡と五ヶ庄の2地区に在るようです。
足を踏み入れ、御朱印も頂いたのは
当然、五ヶ庄の「許波多神社」(京都府
宇治市五ヶ庄古川13)の方です。共に
式内大社(正一位・柳大明神)を名乗り、
旧社格は郷社。主祭神は天忍穂耳尊
(あめのおしほみみのみこと)、五ヶ庄では
瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)神日本(かんやまと)磐余彦尊(いわれびこのみこと)(=神武天皇
を加えて、三座としています。同じ大化元年(645)ですが、木幡では皇極天皇の名が
引き合いに出されるのに対し、五ヶ庄では右大臣・蘇我倉山田石川麻呂の奏上を
聞き入れた孝徳天皇が、皇祖を祀るため、中臣(藤原)鎌足に命じ、山背国菟道郡
(うじぐん)許畑(こはた)柳山に造営させたとの社伝。壬申の乱(672)に際して、大海人
皇子
天武天皇)が戦勝を祈願し、社前に突き立てた柳の枝が後に芽吹いて繁茂した
という霊験から、「柳山(柳大明神)」の名が付いたそうです。さらに、征夷大将軍・
坂上田村麻呂も東征(791)に当たって、武運を祈願し、大功を挙げたとのこと。
神武東征、壬申の乱、蝦夷征伐……大津も、吉野から見れば、“東”になりますか? 
大友皇子(弘文天皇)に対して、長髄彦(ながすねひこ)や蝦夷のような扱いですね。
三間社流造の本殿(室町時代)はもう少し、じっくり、観察しておくべきだったかな。

テーマ : 史跡
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 史跡建築

Draw

確か、「J:COM」のモデム交換に際して、PCをリセットする
顛末(1月6日)があり、直後に Windows10 Pro(バージョン
21H2)をインストールしたらば、旧版「Microsoft Office」の
再インストールが出来なくなりましてね。Word や Excel の
データを活かすべく、代替フリー・ソフトの「LibreOffice
(旧 OpenOffice.org)を速攻で導入していた訳なのです。
Word と Excel の代わり(WriterCalc)だけのつもりで
いたのですけれども、まさか、Draw まで使うことになるとは
……「Microsoft Office」を購入するのはしんどい近況で、
Mac をわざわざ引っ張り出して、「Adoobe Illustrator」や
「InDesign」を立ち上げるほどのこともあるまい。相変わらず
高性能の「GIMP」もダウンロードして、インストール。今朝は
フリー・フォント「ロゴたいぷゴシックコンデンスド」も入手。
しかし、レイヤーの扱いに癖があり過ぎて、往生しまっせ! 

テーマ : つぶやき
ジャンル : 日記

tag : つぶやき

広芝の辻

京都府宇治市を南北に縦貫する奈良街道の東西に
散在する8つの集落が、「五ヶ庄(ごかのしょう)」と総称
されていました。内訳は、広芝村・大和田村・岡屋
(おかのや)
・谷村・新田村・畑寺村・岡本村・上村。
萬福寺」周辺も、京都府宇治市五ヶ庄でしたね。
       ☆
2023_04_01_広芝の辻 JR奈良線、京阪・宇治線を西へ越え、
 京都府道245号を西進していますと、
 しもた屋めいた「今川食堂」(京都府
 宇治市五ヶ庄西浦58−2)が左手に
 見え、その四つ辻が“広芝の辻”で
 ありました。この南東角に道標(明治
 21年建立)が建ち、北、西等と刻まれて
 いますが、行く先までは判読できず。
 何やら、観音像らしき物も彫られている
ような……すぐ右手(南側)には、半ば埋もれた「宇治村道路元標」。大正9年(1920)
施行の旧道路法、同法施行令に基づき、設置された模様。さらに、その右手に在る
地蔵堂には、「広徳地蔵尊」との扁額が掛かっていました。中の様子はよく窺えず。

テーマ : 仏教・佛教
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 仏像史跡

歴史探偵の休日

日中、雨は降りやまず。本日16時30分から予約を入れていた
造幣局桜の通り抜けをキャンセルしました。因みに今年の
花は「松月」。キャンセルついでに、「ともも」に電話して、先月、
無断欠席となった落語会(3月24日)について、お詫びを入れ
……携帯電話(INFOBAR xv)も紛失していた時期でしたから。
14時過ぎ、大阪市北区役所に出向き、期日前投票を行いました。
大阪市議会議員一般選挙大阪市長選挙大阪府議会議員
一般選挙
大阪府知事選挙ですが、府議会議員の選択肢が
無いのね。Osaka Metro・堺筋線に乗り、長堀橋で長堀鶴見
緑地線に乗り換え、西長堀駅の7番出口から、雨が降る地上へ。
木村蒹葭堂邸跡」を撮影した後、「大阪市立中央図書館」に
入りました。何年ぶりの利用になるでしょうか。「辰巳商会中央
図書館
」の愛称が付いた令和元年(2019)10月1日以降は初。
大阪市史編纂所も併設されています。螺旋階段を上がりまして、
3Fで地図のコピーを取りました。デジタルアーカイブの画像では、
文字が潰れてしまい、役に立たなかったので……しかし、元々の
判型が規格と異なるのか、全体を綺麗に1枚に収めるのは無理。
心鏡社」の後藤信教は、真言宗系のお人でありました。駅に
駆け込み、千日前線で日本橋まで南下し、堺筋線に乗り換えて
扇町へ帰還。新しい「Ponta」カード(何枚目?)も届きました。

テーマ : つぶやき
ジャンル : 日記

tag : 年中行事地図史跡

隠元禅師登岸之地

宇治川に架かる「隠元橋」を見ておこうと、「萬福寺」から2023_04_01_黄檗開山隠元禅師登岸之地
JR奈良線、京阪・宇治線を越え、西へ向かって歩きました。
途中、寄り道した所の話は後日。狭い道路脇は危ないな。
ようやく、「隠元橋」が見えて来た頃、謎の石柱も目に
留まりました。2008年3月27日に竣工した「黄檗開山
隠元禅師登岸之地
」の記念碑です。説明板(石碑)から
書き起こしてみましょう(2羽の鶴や亀についても言及)。
       ☆
 万治二年(一六五九)、将軍・家綱公から寺領を賜ることとなった隠元禅師が、新寺の候補地探しのため船で宇治川を遡られこの付近に来られた際、東方の山(妙高峰)裾からニ羽の鶴が舞い立つのを見られ、縁起良しとして下船され、萬福寺の建立地を決定されたとのことです。
 建設予定地の風景は、渡日直前まで住持をされていた中国福建省・黄檗山とよく似、また日本に滞留しても故郷を忘れないようにとの思いから、新寺の名称を同名の黄檗山萬福寺と名付けられました。
 この石碑は、禅師の偉業を称えるため、禅師出身地から石材を取り寄せ、中国古来の伝統形式である亀趺
(きふ)の形に仕上げ製作したものです。
          黄檗宗大本山黄檗山萬福寺

       ☆
すぐ左側には、「岡屋の津」の石碑も在り、同時期
(平成20年3月)、宇治市も説明板を設置しています。
       ☆
 宇治川に接したこの辺りには、かつて岡屋の津という港がありました。巨椋池(おぐらいけ)をのぞむこの地は、古くから交通の要衝として栄え、鎌倉時代には近衛(このえ)兼経(かねつね)がここに別荘を営みました。やがて、この地域は近衛家の所領となります。人々の往来や物資の流通がひんぱんになりますと、岡屋の津の役割はますます重要になるとともに、近衛家によってさかんに利用されたことから「御殿(ごてん)の浜」とも呼ばれました。
 江戸時代のはじめ、中国僧の隠元黄檗山萬福寺を開きます。この岡屋の浜でも、創建時には大量の建設資材が荷揚げされ、多くの人々で賑わいました。その後 「隠元禅師登岸之地」の呼び名も加わり、近代には蒸気船によって日常品など多くの物資がここに運ばれてきました。
 昭和24年(1949)4月、初めて木造の橋が架けられ、隠元の渡
(わたし)にちなんで隠元橋と名づけられました。昭和28年(1953)8月の水害で流出しますが、31年には鉄筋コンクリート製で架けなおされました。
 平成の隠元橋は、上流の宇治橋、下流の観月橋とともに、より強い絆と高い機能でもって宇治川の両岸を結び、渡す役割を担うことでしょう。

テーマ : 仏教・佛教
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 史跡

華光菩薩倚像

2023_04_01_華光菩薩 文鹿さんとは先週末、「萬福寺」の在る京都府宇治市で
 落語を聴いたばかりでしたけれども……隠元隆琦禅師に
 よる「萬福寺」開創が寛文元年(1661)ですから、歴史は
 浅いように見えますが、中国明朝様式の伽藍配置等、
 エキゾチックな佇まいの中、素晴らしい仏像が多々あり、
 ボランティア・ガイドも気さくで、オープンな雰囲気の良い
 お寺です。天王殿の「弥勒菩薩坐像」、「韋駄天立像」、
 四天王立像、大雄宝殿の「釈迦如来坐像」と脇侍、十八
 羅漢像
、祖師堂の「達磨大師坐像」等、いずれもカメラ
 撮影を咎められず、大らかと言いますか、有り難い限り。
 左画像は伽藍堂の本尊、范道生・作 「華光菩薩倚像
 (像高163.5cm)でして、向かって右側に弁財天坐像
 左側に三面大黒天立像が見えましたが、気になるのは
 華光菩薩の前にいる 赤ら顔の髭男。閻魔大王かしら? 
 舐めてかかっていると、実は、関帝像だったりするから。

テーマ : 仏教・佛教
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 仏像

好き放題

4月4日(火)10時から、大阪市北区ガイド
ボランティアの例会が執り行われました。
その間、請求していた住民票の写しを頂き、
13時20分からは、4月14日の街歩き(シニア
大学)の下見を行っています。「みおつくし
プロムナード
」を出発し、「淀屋橋」南詰で
解散。「OPTIMUS cafe」(大阪市中央区
北浜2−1−14)でお茶。「大阪天満宮」境内を
30分ばかり 見て回った後、相方と落ち合うと、
一天」で小腹を満たしてから、落語会へGo!
       ☆
2023_04_04_「好き放題」 18時30分、「天満天神繁昌亭」にて
 「好き放題」の開演です。どうやら、
 桂文鹿さんのプロデュース。文鹿さんが
 声を掛けて集まった4人の噺家の高座
 ですけれども、やっぱり、文鹿さんは
 真面目だなあという印象。あり得ない
 けれども、米朝一門で育ったならば…
 …と、あらぬ妄想を描いてしまいます。
 笑福亭たま笑福亭由瓶が喧嘩
しているというブック(?!)でしたが、個人的に由瓶のもっちゃりした人柄は苦手。たまは
相変わらず分析力の鋭さを見せつけていますが、たま自身にも矛先を向けているが故、
その立ち位置を続けていくのがしんどそうで、気の毒。終始、飄々とした佇まいを崩さず、
自然体の桂雀太が或る意味、最も“好き放題”しているやも知れず、役得のように見え。
一人だけ古典落語を演じていますしね……「四天王寺」の「石鳥居(いしのとりい)」が、
金峯山寺」の「(かね)の鳥居」と、「厳島神社」の「朱丹の大鳥居」と合わせて、
日本三大鳥居”と呼ばれているなど、上方落語の醍醐味を味わえ、良い感じで終演。
       ☆
 桂文鹿「ガンバレ火鉢くん」
 笑福亭たま「ドーベルマン刑事」
 笑福亭由瓶「るぅびっくきゅうぶ」
 桂雀太「天王寺詣り

テーマ : 落語
ジャンル : お笑い

tag : 落語

開梆/雲版

早く帰れる日には、早く帰るに越した
2023_04_01_開梆(魚板)
2023_04_01_雲版

ことはない。残業を1時間で切り上げ、
萬福寺」の画像を整理しなければ、と。
右上画像は、同寺名物と言える「開梆
(かいぱん)
」。黄檗宗寺院に特有の木製
法具で、時を報ずるための魚板にして、
木魚の原型といわれています。口に
咥えた珠は“煩悩珠”――
三毒を表しているとのこと。右下画像の
雲版」も用途は似ていますが、朝・
昼の食事と、朝課(勤行)に鳴らされて
いる模様。ところで、この日(3日)は
帰宅したところ、「国立文楽劇場観劇
ラリー
」達成の記念品(リングノート)が
郵便受けに届いており、自室の前では
『隔週刊 ブルーノート・ベスト・ジャズ
コレクション 高音質版』
第6~7号を
手にした郵便配達夫と遭遇し、絶妙の
タイミングで受け取ることが出来ました。
そろそろ、ぼくのターンになってくれないとね。

テーマ : 仏教・佛教
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 仏像文楽黒い音

蟠龍寺(長福寺)

ゆったりとした気分で、日々を過ごしたいのに。
仏像を観た感懐に浸っていたいのに、翌朝は
事業所を開けに、早朝から出勤する世知辛さ。
やれんなぁ……ぼやいても仕方が無いけれど、
せめてもの慰みに、昼時分は(天満)西寺町を
散策します。前回、(書き置きでない)御朱印を
頂けなかった感應山蟠龍寺」(大阪市北区
野崎町4−1)を訪い、3Fの本堂へ上がり、本尊
安阿弥様”阿弥陀如来立像を拝みましたよ。
左脇侍が善導大師、右脇侍が法然上人(頭の
形が特徴的)です。「蟠龍寺」は、創建時の名を
長福寺」といい、“大坂三十三所観音”第二番
札所に当たります。『曽根崎心中』冒頭の“大坂
三十三番観音廻り
”における「白む夜明けの。
鳥も二番に長福寺
」です(「玉造稲荷神社」も
第十番札所でありましたねえ)。前日、「萬福寺」と
許波多神社」(五ヶ庄)でも御朱印を頂いており、
脈絡があるような、無いような、何もかもが透けて
見えるような全能感、多幸感に見舞われており…
…「蟠龍寺」の御朱印は4種類あるので、ぼちぼち。

テーマ : 仏教・佛教
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 仏像文楽

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
好きな言葉は「ごちそうさま」。

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