fc2ブログ

川合敏久

2023_05_09_川合敏久「野の花」 「三郷橋稲荷大神」を眺めている際、
 「城東診療所」(大阪市城東区今福西
 1-1-30)を背にする格好になる訳
 ですが、同診療所の壁面に飾られて
 いたレリーフが、川合敏久・作となる
 「野の花」(左上画像)でした。タイトルを
 鑑みるに、『マタイによる福音書』6章
 26~31節を想起せざるを得ないのです
 けれども――「空の鳥をよく見なさい。
 種も蒔かず、刈り入れもせず、倉に
 納めもしない。
だが、あなたがたの
天の父は鳥を養ってくださる。あなたがたは、鳥よりも価値あるものではないか。
あなたがたのうちだれが、思い悩んだからといって、寿命をわずかでも延ばすこと
ができようか。 なぜ、衣服のことで思い悩むのか。
野の花がどのように育つのか、注意して見なさい。2022_10_06_川合敏久「緒方洪庵先生像」
働きもせず、紡ぎもしない。
しかし、言っておく。
栄華を極めたソロモンでさえ、この花の一つほどにも
着飾ってはいなかった。 今日は生えていて、明日は
炉に投げ込まれる野の草でさえ、神はこのように
装ってくださる。まして、あなたがたにはなおさらの
ことではないか、信仰の薄い者たちよ。だから、『何を
食べようか』『何を飲もうか』『何を着ようか』と言って、
思い悩むな
」。ふむ。川合敏久は昭和10年(1935)に
千葉県松戸市に生まれ、京都市立美術大学(現・芸術
大学)彫刻科を卒業。どうも、記憶に引っ掛かると思い、
検索してみると、「適塾」近くの「緒方洪庵先生像」(右下
画像)や、大阪府庁近くの「K. W. ハラタマ博士」像
(2000)も、川合敏久の手による作品ではありませんか。
「緒方洪庵先生像」の方は1997年2月19日の設置です。
肝腎の「野の花」については、手掛かりがまだ見つからず。
スポンサーサイト



テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 美術

カレンダー
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
Access Counter
総閲覧者数:
Online Counter
現在の閲覧者数:
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
カテゴリー
プロフィール

ぽか

Author:ぽか
⇒ 旧プロフィール

歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
好きな言葉は「ごちそうさま」。

リンク
月別アーカイブ
検索フォーム
Amazon
QRコード
QR
RSSリンクの表示
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

メルマガ登録はこちらから
購読希望者はメール・アドレスを書き入れて「送信」してね!
SOUKEN