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★ 2023年10月に読んだ本 ★

山田風太郎『忍法関ヶ原』(講談社文庫)……表題作の他、「忍法天草灘」、「忍法
 甲州路」、「忍法小塚ッ原」、「忍法聖千姫」、「忍法ガラシヤの柩」「忍法幻羅吊り」、
 「忍法瞳録」、「忍法死のうは一定」と、計9編を収録。これだけ愉快なのに、しばらく
 経つと、全体はしっかりと思い出せなくなっている不思議。また、手を伸ばす、と。
『隔週刊 ブルーノート・ベスト・ジャズコレクション 高音質版 18』(デアゴスティーニ・
 ジャパン)……JACKIE MCLEAN は、いかにもジャズですね。悪くはないんですよ。
『隔週刊 ブルーノート・ベスト・ジャズコレクション 高音質版 19』(デアゴスティーニ・
 ジャパン)……JIMMIE SMITH は、割と聴いてきた部類。手元に『RESPECT』
 (1967)、『Talkin' Verve:Roots of Acid Jazz』(1996)のCDが残っていました。
小林一三『逸翁自伝』(阪急電鉄)……副題に「青春そして阪急を語る」。講談社
 学術文庫版とどう異なるのか、気になっているので、後日、読む比べてみます。
田辺青蛙『大阪怪談』(竹書房)……「au PAY マーケット」で買い物していたつもりが、
 誤って「au ブックパス」で電子書籍版を購入。フラットな文章で読み易かったから良し。
田辺青蛙『大阪怪談 人斬り』(竹書房)……流れで、「au ブックパス」を再び利用。
 青蛙が女性で、夫が円城塔と知り、今更驚いています(どちらも読んできただけに)。
星新一『明治の人物誌』(新潮文庫)
 ……星新一は高校生くらいに読んだきり。もう読むことはないだろうと漠然と思って
 いたところ、まさかの再会。取り上げられた人物の選択にも唸らされ、特に 岩下清周
 と杉山茂丸(彼の長男が夢野久作)には瞠目。読むべき本のリストが無限に広がり。
遠藤周作『白い人・黄色い人』(新潮文庫)
 ……10月の「二人の読書会」のテクスト。山田風太郎の切支丹物の方が、ぼくの
 性分です。昔から敬遠してきた作家ですが、この際ですから、代表作は押さえます。
『週刊 日本の神社 No.68』(デアゴスティーニ・ジャパン)
 ……生國魂神社大阪天満宮今宮戎神社の3社を取り上げていました。
遠藤周作『海と毒薬』(角川文庫)……昭和20年(1945)の「相川事件」が元ネタ。
遠藤周作『沈黙』(新潮文庫)
 ……クリストヴァン・フェレイラ(=沢野忠庵)は非常に興味深い人物ですけれども、
 やはり、風太郎の描き方の方に理があります。棄教するならば、自殺も可能ですし。
 ユダをキリストは赦したのか否か?という問題とは別に、好きでそれを選んだ、と。
 サディズムをどこまで理解しているか?という別次元の問題軸を据えた上での議論。
『隔週刊 ブルーノート・ベスト・ジャズコレクション 高音質版 20』(デアゴスティーニ・
 ジャパン)
……FREDDIE HUBBARD は耳に馴染みます。CDスタンドもゲットしました。
編者=生きた建築ミュージアム大阪実行委員会
 『生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪2023 公式ガイドブック』(生きた建築
 ミュージアム大阪実行委員会)
……英語名称が「OPEN HOUSE OSAKA 2023」。
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テーマ : 読書記録
ジャンル : 小説・文学

夕霧そば

2023_10_31_夕霧そば「瓢亭」 来週6日(月)に予定されている「大阪区民カレッジ」北校
 まち歩き「天満寺町を歩く」の下見を有志と行いました。
 当日に合わせて、南森町を13時にスタート。東端の
 「専念寺」からではなく、「寳珠院」から西進しています。
 菅原山「天満寺 寳珠院」では、御朱印も頂きましたよ。
 旧「天満堀川」跡を越え、天満西寺町に入ると、寺町通り
 から北に外れ、「龍神大神」~「太融寺」を回った後、
 南下して、「露天神社」で締め。意外に、時間配分は問題
 無さげ。地味なように見えて、面白いtips は多々有り。
 どう、参加者に伝えたものかしら? 15時で一旦散会後、
 夕霧そば「瓢亭」に入店。名物の“夕霧そば”は、近松
 門左衛門を書き換えた『廓文章』吉田屋の夕霧太夫に
 因んだネーミング。「露天神社」の東門を出てすぐの立地
 ですから「お初そば」は当然、『八重霞浪花浜荻』
 「かしくそば」もメニューに載っています。「夕霧そば」は
昔、頂きましたかねえ。今回は「法清寺」も訪ねたことですし、「かしくそば」を所望。
       ☆
ガイドのシナリオを作り込む必要は感じていなかったのですが、歴史探偵の脳細胞を
刺激してやまない小ネタがざっくざく。相方と「大阪天神橋カレー」(大阪市北区天神橋
5-7−8)で夕飯を頂きながら、クール・ダウンを図ります。今週末も過密スケジュール。

テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 史跡文楽蕎麦カレー

とびたつ

大商(=大阪商工会議所)」の前身、「大阪商法会議2023_10_29_松岡阜「とびたつ」
」は明治11年(1878)、高麗橋通に設立されていました。
みちのく」の建つ「三菱UFJ銀行」の北東角に「大阪商法
会議所跡
」碑が設置されています。設立の儀願書に連署
した15人の中には磯野小右衛門、芝川又平、藤田伝三郎、
広瀬宰平、五代友厚らの名が見えます。「大阪商業会議
」への改組が明治24年(1891)。同じ頃、「西朝陽館
の在った堂島に再移転。昭和29年(1954)、現行の「大阪
商工会議所」に改組すると、昭和46年(1971)、現在地
(大阪市中央区本町橋2番8号)に移転したのでした。さて、
同会議所のエントランスに飾られているのが、「1978年
9月 大阪商工会議所創立100周年
」――と併記された
松岡阜・作「とびたつ」なのであります。松岡阜(1923~
2008)のまた別な作品の情報を見かけましたので、調査を
行う必要有り。地縁なのか、何なのか、リンクしてきますね。

テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 美術史跡

イケフェス2023(2)

2023_10_29_あお建築設計「good time DanDan」 10月28、29の両日をメインに開催された「生きた建築
 ミュージアムフェスティバル大阪2023
」ですが、2日
 目は10時、「みおつくしプロムナード」に集合。「淀屋橋」を
 渡りますと、H さんが「大阪シティ信用金庫」に入って行き
 ました(私用)。「トレードピア淀屋橋」(北浜銀行跡)を
 うろうろした後、「東畑建築事務所」に入り、本日最初の
 スタンプをゲット。東畑謙三と言えば、やっぱり、「大阪
 駅前第1ビル
」&「同第4ビル」。同事務所は“編鐘
 (古代中国の青銅器)をテーマに特別展示を行っており、
 恒例の招福羊羹(井村屋)も頂きました。次に向かった
 「伏見町 旧宗田家住居」は既に出来上がっていた長蛇
 の列にげんなり。「伏見ビル」~「青山ビル」と流して行く
 つもりが、「青山ビル」に引き込まれて、(おそらくは)
 オーナー夫人から貴重なお話をお聞かせいただきました。
 「旧小西家住宅史料館」、「生駒ビルヂング」を眺め(その
都度、パブリック・アートも押さえ)つつ、堺筋を南下。「フジカワビル」の内部に立ち入れ
なかったのは残念ですが、またの機会に。「大阪商工信用金庫」本店ビル(設計:安藤
忠雄
)を斜め向かいに見て、本町通を東進。「本町橋」をゆっくり渡り、「β本町橋」や
宇野薬局」を確認し、「大阪商工会議所」や「マイドームおおさか」の周囲をぐるり
と回れば、相変わらず、ネタの収蔵庫状態(まとめる際には、一苦労させられそう)。
船場センタービル」を西へ歩いてもよかったのですが、1日乗車券(中央線新型車両
400系登場記念)を持ってきたので、Osaka Metro を利用し、堺筋本町~本町まで。
日曜日は「船場センタービル」の飲食店の大半が休業しているため、丼池筋のカレー屋
本舗「カサ・デューク」(大阪市中央区本町3-2−1)で昼食としました。折り返しかな。
       ☆
久米設計」大阪支社(大阪市中央区本町4-3-9)にお邪魔し、ノルマのスタンプ
4個を達成。「本願寺津村別院北御堂)」の設計は岸田日出刀……「リバーサイド
ビルディング
」には足を運べず。「輸出繊維会館」前で立ち止まり、まだ、村野藤吾
観ることが出来る日だと心を弾ませ。セッケイ・ロードから引っ越していた「日建設計
大阪オフィス(大阪市中央区瓦町3-6-5)に上がり、スタンプと共にプレゼント(宮沢
のイラストの描かれたクリアファイル)を貰いました。しかし、「清水猛商店」より「木村
商店
」の方が妙に引っ掛かるのよねえ。似たような意味で、ぼくが個人的に惹かれた
物件が、左上画像の「good time DanDan」(あお建築設計)。「綿業会館」が全く
記憶に残っていないのはどうしたことか? そのまま、三休橋筋を北上して、「田辺三菱
製薬」本社ビルを過ぎ……「日本基督教団 浪花教会」の行列に怖気を震い、「オペラ・
ドメーヌ高麗橋
」、「グランサンクタス淀屋橋」を賞玩した後、「芝川ビル」の屋上
テラスに上がって、ほっこりと和むのでした。終盤に近付くと、馴染んだビルに甘えたく
なります。Osaka Metro・御堂筋線に乗って、淀屋橋からなんばへ移動。「ユニバース
横町」と「味園ユニバース」を懐かしみ、「日本橋の家」も訪問しましたよ。「国立文楽
劇場」から北へ上がり、「自安寺」を拝観。近日、再訪しなければならないし、御朱印も
頂こうと企図しています。「日本橋」を北へ渡り、道頓堀川の北岸から眺めると良い感じ。
浪花組」大阪本社、「日本基督教団 島之内教会」、「大成閣」、「大阪農林会館」、
原田産業」、「大阪写真会館」……と久闊を叙し、「堺筋倶楽部」(パンとエスプレッソ
と堺筋倶楽部
)の前で散会。「長堀橋」跡に声を掛け、長堀橋を発つのでありました。

テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 近代建築建築美術カレー史跡

イケフェス2023(1)

半ドンで仕事を上がり、12時30分、Hさんと1年ぶりに再会。
満を持して、「生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪
2023
OPEN HOUSE OSAKA 2023)」=「イケフェス
大阪
」に参加するのでありました。今年で10回目となる公開
イベントは、社団法人を設立して、事業が移行されるそうです。
まずはOsaka Metro・梅田駅の南改札口(大阪駅前地下道
東広場)に集合。「梅田新歩道橋阪急阪神連絡デッキ
上から、「阪急百貨店」や「大阪富国生命ビル」、「梅田吸気
」を眺め、「大阪駅前第1ビル」へ移動し、賑わう「マヅラ」や
King of Kings」を愛惜しつつ、四つ橋筋に上がると、「堂島
薬師堂
」や「相互タクシー北新地のりば等を押さえながら、
堂島サンボア」へ向かえば酷い行列。13時30分~14時30分
の間の特別公開ですが、並んで待っている悠長さは無いから、
JR東西線に乗り、北新地から大阪天満宮へ移るのであります。
       ☆
日本基督教団「天満教会の礼拝堂2023_10_28_日本基督教団_天満教会
(右画像)で、パイプオルガンによるプチ・
コンサートを聴き、「北村商店 一番蔵
では、天満堀川の話柄で盛り上がって
しまいました。「大阪弁護士会館」を背に
「難波橋」を渡り、光世証券」本社ビル
(設計:永田祐三)11Fホールのバレエ・
パフォーマンス「tension」は軽くスルー。
「ハドソンストリート」の前を過ぎ、昨年は
入れなかった「浦辺設計」が、今年の「セッケイ・ロード」スタンプ・ラリーでの初押し。
浦辺鎮太郎の建築は、意外と目にしていたのよねえ。青木野枝の「空の粒子/
パッセージ 2015
」や「空の粒子Ⅱ/パッセージ 2022」を愛でた後、Osaka
Metro・御堂筋線に乗って、淀屋橋から中津まで北上。「昭和設計」で2つ目の
スタンプを押し、「豊崎神社」に詣でています。晩酌は、大衆酒場「いこい」にて。

テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 近代建築建築美術呑む

K2 Bldg.

10時から、「北区ぶらぶら2023」第5回を実施。
今回はサポートに徹していられますし、メインは
造幣博物館」の見学ですから、肩の力を抜き、
あっさりと終わっています。正午に解散しました。
       ☆
2023_10_27_K2ビルディング 「桜宮橋」を東へ渡って行く半ば、I さんを追い越したと
 気付き。ガイド中は一緒の班でしたし、気兼ねさせない
 優しい人です。京橋まで無駄口を叩きながら同道して、
 「ブックオフ」京阪京橋店で別れました。ぼくの目的は
 一日早い「イケフェス大阪」の特別公開が行われている
 「K2ビルディング」(大阪市都島区東野田町2-9-7)
 です。本日(10月27日)10~14時に限って1階の共用
 部を開放していると知った以上は、使命感……ぱっと見、
 いつでも、すっと入れる雰囲気でしたけれども。設計は
 篠原一男(1925~2006)。内部に足を踏み入れると、
 露骨に幾何学的・抽象的な空間。思わず笑い出しそうに
 なりまして、ただ、外面も随分と尖っているのに、周囲に
 埋もれかねないように見えてくるのは、“京橋”という
 土地柄の魔力かしら。天満に帰ると、北区役所で住民
 票の写しを請求。酒田市から「雪若丸」を受け取りました。

テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 近代建築建築

関大・福島学舎

関西大学のあゆみ」から抜粋――。
       ☆
明治19年(1886) “関西初の法律学校”として、大阪西区京町堀の「願宗寺」に
            「関西法律学校」を設立。大阪東区淡路町に校舎を移転。        
明治20年(1887) 大阪北区河内町の「興正寺」に校舎を移転。
明治36年(1903) 大阪市西区江戸堀に2階建校舎を新築。
明治38年(1905) 「私立関西大学」と改組・改称。
明治39年(1906) 大阪市北区上福島に福島学舎を建設し、移転。
大正11年(1922) 千里山に学舎を新設。大学令で「関西大学」として認可。
昭和4年(1929) 大阪市大淀区長柄に天六学舎を新設し、
            福島学舎から専門部を移転。
       ☆
2023_10_03_大包ビル 学舎の変遷のみに気を配っています。
 左の画像は、あみだ池筋に面している
 「大包ビル」(大阪市福島区福島7-
 17-9)。「関西大学福島学舎記念
 碑
」が設置されていました。大阪市の
 市電敷設計画によって、江戸堀校舎
 から移転を決定。敷地は千坪余りで、
 12月17日の建設。約22年後(9月
 16日)、今度は東海道本線拡幅工事
のため、天六学舎に移転せざるを得なくなりました。天六学舎の跡も近いうち、撮影に
行こう。翌日は「興正寺」跡(=滝川公園)に足を運ぶので、手持ちの資料を再確認。

テーマ : 史跡
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 史跡

梅ヶ枝橋の謎

旧「天満堀川」跡に架かっている「梅ヶ枝橋」の西詰には、2023_10_24_梅ヶ枝橋
フェンスで囲まれた緑地帯が在り、「梅ヶ枝橋」の橋名板
らしき物(親柱付き!)が見えるのは知っていますね。
僥倖にも接近できる機会を得たもので、接写を行ってみた
のですが、橋名板以外の何の情報も得られず、空振り。
現在の「梅ヶ枝橋(扇町バイパス)」の架設が昭和46年
(1971)ですから、それ以前の親柱なのだろう……としか
推測できません。この橋名のどこが謎か?と言いますと、
架かっているポイントが末広町(いや、むしろ、南扇町)
であり、現在の大阪市北区西天満辺りに位置していた
旧“梅ヶ枝町”(大正13年~昭和53年の町名)とは若干
(数百m)距離があるのが、疑問。旧“梅ヶ枝町”は、明治
33年4月に出来た東梅ヶ枝町(西成川崎)と西梅ヶ枝町
(北野)が合併して成った町名でありました。探偵なりの
解答は既に見えてきているのですが、物証に欠けるため、
その証拠をフェンスの向こうの親柱に求めた訳でしたけれども。
実は、梅ヶ枝町、南扇町も、「天神祭」の神霊移御祭で知られる(御旅社を有する)
綱敷天神社」の氏地なのです。例のオカルト人気の高い「xxx大明神」のお祓いを
行ったのも同社でしょう。思うに、南扇町の一帯が「綱敷天神社」の氏地であれば、
同社の属する神山町と接していることもあり、北の“梅ヶ枝町”と呼ばれて、不思議は
ないように思え……非常に想像力を刺激する文章を「大阪天満宮」の社報に発見。
       ☆
 綱敷天神社の御旅所は、元は太融寺町の「梅塚」にあったのですが、明治五年に「才田」に移され、その翌年には現在の茶屋町に移り、現在に至っています。
  「才田」とは文化一〇年(一八一三)ころに「梅ヶ枝新地」と呼ばれた地で、のちに「梅ヶ枝町北」と名付けられました。

       ☆
「梅ヶ枝町北(才田)」が、現在の南扇町辺りであれば、Q.E.D. ではないでしょうか?
しかし、「梅ヶ枝町」の北に別の“梅ヶ枝町”が在るのではなくて、旧来の「梅ヶ枝町」を
北と南に分けただけの(振興町会)名だとすれば、また、別の線を探らねばなりません。

参考文献:「大阪天満宮社報 第58号 てんまてんじん」(大阪天満宮社務所)

テーマ : 建築
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 地図

ぶらり中之島

2023_10_24_大阪市中央公会堂_マルビル 昨年、ぼくらも行っているガイドの実地
 研修を(加入して一年経過した)新人
 ボランティアが実施。10時スタートで、
 街歩きのテーマは、同じく「中之島の
 魅力ある建築物と歴史を知る
」です。
 ぼくと同班だったKさんを含め、堂々と
 落ち着いた案内ぶりに、ぼく自身は
 裏方に退いてもよいなあ、と思うくらい。
 「大阪市中央公会堂」と「堂島関電
ビル
」(積水グループが入居)の間に、「大阪マルビル」が見えたのが、妙に感動的。
120分の持ち時間に対し、全5班が11時半過ぎには終了していて、怪訝に感じました。
昼時分で「大阪府立中之島図書館」に上がり、「イラスト名建築ぶらり旅・原画展
と「写真帖 絵葉書でみる大阪の近代建築」をじっくりと観ましたよ。取り寄せるべき
資料も1点有り。Yさんに非常によく似た人を見かけるも、正面に回って確認して人違い
だと難儀ですし、近付いたところ、スルーされ続けたのは、病的な集中力か、よっぽど、
ぼくが忌避されているのでしょうね。13時から「京阪淀屋橋ビル」3Fに昇り、「AP大阪
淀屋橋」にて反省会。皆さん、大人ですから、事は荒立てません。15時前に散会し、
天満堀川跡を遡って帰途に就きました。「樽屋橋」南側の「お吉稲荷大明神」を巡回。
「堀川戎神社」内の「榎木神社地車稲荷神社)」の前で相変わらず首を傾げた後、
梅ヶ枝橋」の特別撮影(?!)にチャレンジ。謎の周縁をぐるぐる回りながらも、核心は
逃していない感触を覚えており……「一品居 蘭州牛肉麺」で相方と夕飯を頂きました。

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tag : 近代建築史跡

大阪府立狭山池博物館

今週末は「生きた建築ミュージアム
2023_10_18_狭山池博物館_1
2023_10_18_狭山池博物館_2

フェスティバル大阪 2023
OPEN
HOUSE OSAKA 2023
)」なのです
けれども、公開される建物が160超
……観られる訳、ないじゃないですか
(全部観たいけど)。画像は街道巡り
際に足を運びました「大阪府立狭山池
博物館
」。安藤忠雄建築研究所
設計。建築物自体の完成が平成11年
(1999)、開館は平成13年(2001)と
なります。安藤忠雄の建築は、海とか
山とか、大きな池とか……言葉は悪い
けれど、野ざらしの空間にぽんと投げ
出されたような風情が非常に似合う
ように思います。偏見かもしれませんが、
ぬくぬくとした小市民的な居心地の良さ
からは、敢えて距離を置こうとしている
みたく……飛鳥時代に造られ、改修を
重ねられてきた狭山池実物
(高さ16m、幅62m)を館内に移築展示しています。

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
好きな言葉は「ごちそうさま」。

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