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折々の豆腐(6)

島田修三(まひる野)
てのひらに冷たき豆腐を切りながらなんともいへぬ歓びに在り
       ☆
『角川 短歌 9月号 2017』(角川文化振興財団)から豆腐詠を抽出(敬称略)。
特に何と言うこともない秀歌ですけれども、よくある日常の一こま。
これが豆腐以外の食品であれば、すとんと腑に落ちてこないだろうなあ、とも。
さて、今年に入ってから、ついつい『角川 短歌』を毎号購読している状態。
9月号でも、いろいろと驚かされることは多かったのですが、特に
木村草弥(草の領域)の作品12首「信天翁」の中の一首!
吉凶のいずれか朱き実のこぼれ母系父系のただうす暗し
詞書に「兄・木村重信死去」と置かれてあって、まさか短歌誌で
木村重信氏の名に遭遇するとは……随分の不意打ちとなりました。
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テーマ : 短歌
ジャンル : 小説・文学

tag : 豆腐短歌美術

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たまに「考える人」、歴史探偵。
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