元三大師堂

仏像に逢えずじまいだったのですが、ダメージは無し。
心は「元三大師堂」に向かっていたからなのです。
閉門ぎりぎりに、滑り込みセーフ。護摩壇の前には、
元三大師、不動明王、文殊菩薩、普賢菩薩が祀られて
いました。鬼大師像は秘仏で、1月3日のみの公開
だったのが誤算で、次はきちんと日程を組みたいと
考えています。比叡山・延暦寺の中興の祖、良源
(912~985)の諡号が「慈恵(じえ)大師」。1月3日に
亡くなったので、通称が“元三(がんざん)大師”。
ジョジョ的に言うと、良源はスタンド使い。疫病神を
退散させる時に表れた姿が、2本の角を生やした
鬼(降魔)の姿であったことから、元三大師は“鬼大師”とも呼ばれているのです。
元三大師堂の前に、茅の輪ならぬ“知恵の輪”が設えてあり、合格祈願法要が
行われていたようでした。ぼくは鬼大師護符を買い求めたのですけれども、
京都大原で見かけたユーモラスな姿と異なり、どっしりとした重厚感があります。
右手に何か持っているのは見えるのですが、おそらくは独鈷杵でしょうか?
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