熊しゃぶ

JR環状線に沿って、鶴橋の方へ南下して行きます。
高架下に在る大衆割烹「小原庄助」に、18時から
予約済み。鶴橋で働いていた時代もあるので、
お店の存在自体、昔から知ってはいました。
すっぽん、河豚、クエ、牡蠣、鮟鱇……etc. など、
各種の鍋が謳われており、どちらかと言うと、
魚介類が専門のイメージを勝手に持っていたため、
アンテナから漏れていたのですが、牡丹鍋、紅葉鍋
以外に、実は“熊鍋”も用意されていたのでした。
今回の対戦相手は熊。「鍋プログラム(15)」として
1階個室の座敷で、熊しゃぶを頂くことにしたのです。
まずは「而今」の飲み比べを試すと、米の品種を違えており、酒ソムリエ気分。
「黒龍」(しずく)は、お酒はもとより、酒燗具「燗たのし」が欲しくなりましたよ。
肝腎の熊肉は、ぱっと見た時の真っ白な脂にびっくり。でも、くどくはないのです。
肩ロースをしゃぶしゃぶして、口中に放り込めば、淡白な甘味がさっと広がります。
この脂肪層を身にまとい、熊は越冬するのかと思いつつ、肉を潜らせた胡麻だれの
表面には、ねっとりとした脂が浮いており、何枚でも食べられそうなのが怖いです。
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