大阪市内教会巡り(6)
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が、5件がプロテストタント系だったのです。
唯一のカトリックが、「カトリック玉造教会」。
その「大阪カテドラル聖マリア大聖堂」を
最後に見学させていただきました。玉造の
地名が冠されていますが、駅名で言えば、
玉造より森ノ宮から歩く方が若干近いかも。
創立時の「聖アグネス聖堂」は大阪大空襲で
焼失。代わって、現在の大聖堂が昭和38年
(1963)竣工。設計は長谷部鋭吉(1885~
1960)でした。ほぼ“遺作”と言えましょう。
建築以外にも見所はいっぱい。大聖堂前の
広場の両脇に建つ福者・高山右近、細川
ガラシア夫人の石像は、阿部政義の作品。
大聖堂内陣の正面大壁画は、堂本印象の
「栄光の聖母マリア」。大十字架像などは
ルンガルチェの木彫……全体にアクが強い
と言うか、バタ臭さ全開で、裏返しにされた
ようなジャポニスムに、酔いそうになりますよ。特に良かったのが、他の教会が
日曜礼拝など、特定の日時でなければ、内部見学が難しそうなのに対して、
極めてオープンな環境。ぼくのような不敬虔な者でも受け入れてくれることですね。
参考記事:カトリック玉造教会 ― 沿革と概要
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