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唐代胡人俑

大阪市立東洋美術館」に出掛け、現在開催中の2018_03_09_唐代胡人俑
唐代胡人俑 シルクロードを駆けた夢」を鑑賞
してきました。“(よう)”とは、副葬用の陶製人形。
日本に置き換えると、古墳時代の埴輪のような存在
です。唐時代(618~907)の中国の首都・長安(=
現・西安)は国際都市であり、シルクロードを通して
西方文化との行き来も盛んでした。今回は2001年、
甘粛省慶城県において、游撃将軍・穆泰(ぼくたい)
墓(730年)から発見された約60点の胡人俑などが
出展されています。“胡人”とは、中央アジアを拠点と
したソグド人をはじめとする異民族の称。国際色
華やかなりし時代を偲ばせます。ファイティング・ポーズ
と見紛う、拳を握って右肘を突き出した姿は、多くの胡人俑に共通していますが、
駱駝や馬の手綱を引く体勢です。また仏像好きのぼくとしては、複数体の俑が
邪鬼を踏み潰して立っていたり、不動明王よろしく 隻眼だったのを見て、にんまり。
基本的に慶城県博物館・蔵。東洋陶磁美術館の開館35周年記念でした。
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テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 美術陶磁器仏像

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
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