鹿芝居

大阪に帰ってきまして、「天満天神繁昌亭」を
訪れたのです。地下鉄・南森町駅から天神橋筋
商店街を南へ。左手に折れると、繁昌亭の上、
東の空に小望月が浮かんでいました。満月の
前夜です。ちなみに、大阪市営地下鉄は
民営化され、4月1日から「Osaka Metro(=
大阪市高速電気軌道)」の名称となります。
この日は18時から「第9回 露の五郎兵衛
追善落語会」。全2回の興行で、第1夜は“女組”、女性落語家のみの出演でした。
2代目・露の五郎兵衛(1932~2009)一門の露の都は最初の女性落語家であり、
都の弟子や五郎兵衛の娘、露のききょうといったメンバーが名を連ねていました。
プログラムで注意を引いたのが“鹿芝居”。「鹿」は「噺家(はなしか)」の略語ですから、
落語家の演じるお芝居のこと。古典落語「悋気の独楽」を基に作っていましたね。
西宮(灘五郷)の散策で疲れが出てきつつあった中入りの後、目が覚めました!
個々の演目は以下のとおり。
☆
露の棗「松山鏡」
露の紫「皿屋敷」
露の眞「目薬」
露の団姫「お血脈」
露のききょう「延陽伯」
仲入
鹿芝居「悋気の独楽」=瑞、陽照、眞、団姫、紫、棗
露の都「花嫁御寮」
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