父の出奔
朝方、携帯電話のバッテリーが切れ、アラームが起動せず。
たまたま、体内時計の知らせか、嫌な予感に目が覚めて、
早番のシフトに遅刻せずとも済んだのだけれども、不快な汗。
夕刻に上がると、父を拾いに大阪市・日本橋へ出向く。
九州の片田舎から思いついたように出てきた父は、
名古屋市や大阪市の親戚、旧い知人らの下を訪れて、
驚かせていた模様。約束も無い平日、急に訪ねて来られては、
誰もが戸惑い、困るだろうに……急遽、前夜ぎりぎりになって
父の宿泊先を探すだけのぼくにしろ、結構な手間を要した。
中国人、韓国人の観光客が闊歩する一帯で、ホテルを予約。
チェック・インまでは共に確認。手荷物を部屋に放り込んだ後、
備長炭火焼き鳥「鶏八」で、夜食を取りながら、父の話を聴く。
最近、何が楽しみなのか? 何を食べて美味しく感じるのか?
ぼくの呑んでいた「黒霧島」を一口舐めて、父は顔をしかめた。
たまたま、体内時計の知らせか、嫌な予感に目が覚めて、
早番のシフトに遅刻せずとも済んだのだけれども、不快な汗。
夕刻に上がると、父を拾いに大阪市・日本橋へ出向く。
九州の片田舎から思いついたように出てきた父は、
名古屋市や大阪市の親戚、旧い知人らの下を訪れて、
驚かせていた模様。約束も無い平日、急に訪ねて来られては、
誰もが戸惑い、困るだろうに……急遽、前夜ぎりぎりになって
父の宿泊先を探すだけのぼくにしろ、結構な手間を要した。
中国人、韓国人の観光客が闊歩する一帯で、ホテルを予約。
チェック・インまでは共に確認。手荷物を部屋に放り込んだ後、
備長炭火焼き鳥「鶏八」で、夜食を取りながら、父の話を聴く。
最近、何が楽しみなのか? 何を食べて美味しく感じるのか?
ぼくの呑んでいた「黒霧島」を一口舐めて、父は顔をしかめた。
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