彦山権現誓助剣

会場は無論、大阪市・日本橋の「国立文楽劇場」。
同人誌の編集作業の難航もあって、第1部の
「本朝廿四孝」「義経千本桜」は見送らざるを
得ません。16時から第2部「彦山(ひこさん)権現
誓助剣(ちかいのすけだち)」須磨浦の段、瓢箪棚の段、
杉坂墓所の段、毛谷村六助住家の段を愉しみつつ、
するが焼は忘れず、文楽せんべいも頂きました。
須磨浦、瓢箪棚は文楽劇場で初めての公演
らしいですが、瓢箪棚の段の舞台装置が面白っ!
人形遣いは大変ですけど、瓢箪棚の上に上っての
大立ち回り。敵役・京極内匠に対峙するお園が、
女武道家という設定でして、鎖鎌をびゅんびゅんと振り回す様に痺れます。
その勇猛果敢な性格付けだからこそ、許婚の六助の前でデレる場面も活きる訳。
また、明智光秀の血を引くという敵役・京極内匠も、名を変え、姿を変えての
神出鬼没ぶり。小者なのか、能天気なのか、よくわからないヒールぶりが○でした。
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