小磯良平と吉原治良
会期(3月24日~5月27日)もぎりぎりに押し迫った
5月25日(金)、「兵庫県立美術館」へと急ぎました。
阪神電車で、岩屋駅から歩きます。「小磯良平と
吉原治良」展の鑑賞です。小磯良平(1903~1988)
と吉原治良(1905~1972)の画風・作風は、全く
異なるように見えますが、ほぼ同時代に、阪神間を
主な拠点として活動した2人の作品を並置することで
対照性と類似性を浮き上がらせ、阪神間モダニスト
としての両者の画業を振り返る――という企図です。
共に馴染みのある画家ですが、ゆったりと、落ち着いた
心持ちで2人の作品を観直せ、秀逸な展示会でしたよ。
吉原が戦後に描いた「子供たち」、「小さな噴水」、
「涙を流す顔」は柄にもないタッチで、泣けてきましたし。
展覧会とは関係無いのですが、退館の際に老嬢らが囁き交わす
「安藤(忠雄)さんの建物は寒いねん」を小耳に、思わず苦笑。

5月25日(金)、「兵庫県立美術館」へと急ぎました。
阪神電車で、岩屋駅から歩きます。「小磯良平と
吉原治良」展の鑑賞です。小磯良平(1903~1988)
と吉原治良(1905~1972)の画風・作風は、全く
異なるように見えますが、ほぼ同時代に、阪神間を
主な拠点として活動した2人の作品を並置することで
対照性と類似性を浮き上がらせ、阪神間モダニスト
としての両者の画業を振り返る――という企図です。
共に馴染みのある画家ですが、ゆったりと、落ち着いた
心持ちで2人の作品を観直せ、秀逸な展示会でしたよ。
吉原が戦後に描いた「子供たち」、「小さな噴水」、
「涙を流す顔」は柄にもないタッチで、泣けてきましたし。
展覧会とは関係無いのですが、退館の際に老嬢らが囁き交わす
「安藤(忠雄)さんの建物は寒いねん」を小耳に、思わず苦笑。
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テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術