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大江ビルヂング

『トーキングヘッズ叢書(TH Series)No.74』2018_06_12_大江ビルヂング
(アトリエサード)の告知を見て、6月12日(火)、
乙画廊」へ出掛けました。萌木ひろみ個展
「痴人たちの愛~beyond~」の鑑賞で、表題
どおり、谷崎潤一郎作品へのオマージュです
が、大谷崎を料理するのはやっぱり、しんどい。
ともあれ、その「乙画廊」が入っているのが、
大阪市北区西天満の「大江ビルヂング」。
大阪のテナント・オフィス・ビルの嚆矢とされて
いますが、“カド丸”に慣れた目には、鋭角に切り出されたファサードが斬新です。
屋根飾りは日本建築のようでもあり、錯乱した歴史主義か?と呟きたくなります。
画廊以外にも、理髪店、洋裁店、雑貨店……味のあり過ぎるテナントが目白押し。
設計者は葛野(かどの)壮一郎、大正10年(1921)竣工。また、遊びに行くぞ! 

参考文献:『新装版 大大阪モダン建築』(青幻社)
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テーマ : 建築
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 近代建築美術小説

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
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