待ち兼ねて鱧

JR大阪駅(or 阪急・梅田駅)近くの「新梅田
食道街」に足を運びました。このところ、
お気に入りの「はちきん」で涼むのです。
目に飛び込んできた関西の夏の味覚、鱧の
湯引きの梅肉和えを頂きました。魚族と
闘っている身ながら、過日の文楽公演の後に
入った炉端焼きと朝引き鶏「小鉄」でも、
鱧の天ぷらを食したことを思い出しましたよ。
と、「大塔宮(おおとうのみや)曦(あさひの)鎧」に連想が働き、懸想する三位の局からの
返事を待っていた 常盤駿河守範貞の科白「ヤアその便り待ちかね山の時鳥、
早う聞きたい聞きたい」が聞こえてきたりなどして……待兼山は古くからの歌枕
ですけれども、学生時代に過ごしたイメージが強過ぎ、単なる大阪府豊中市の地名
と化しているので、短歌や古典芸能などで耳にすると、不思議な感懐に襲われます。
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