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もはや無い店

夜になると、道が増える話は何度もしたっけ。
それまでには無かった店が現れたりもする。
物理的に、心理的にどうだとは問わず。
例えば、阪急東通商店街。どこかで上った階段を上っていると、
やがて、どこかで見覚えのある店員に出迎えられる。
隣に付いた正体不明の婦女子が、どうでもよい話を始め、
適当に相槌を打ってみるも、極度の無関心を見破られる。
高田純次を超えるくらいに、いい加減な受け答えだからね。
グラスを交換するうちに、何人か、女の子が交代して、
その一人が、ぼくは記憶に無いのに、ぼくを覚えていると言う。
そうして、「どうせ、覚えていないだろう」とも揶揄される。
数年ほど前に畳んだ店「ユメ伝説」に彼女は入っていて、
現在の店「プライムG」は系列店だと言う。ふうんと生返事をする。
人の話はどうだってよいけれど、無くなった場所の話は面白い。
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ジャンル : 日記

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
好きな言葉は「ごちそうさま」。

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