肥後橋ルート

必ず、頭に思い浮かぶランチ店の候補が2軒
あって、どちらもカレーではあるのですけれども、
「肥後橋南蛮亭」と「わすれな草」。南蛮亭は
焼き鳥店ながらも、昼時分はオリジナリティ
あふれるキーマ・カレーを提供していまして、
刺激的な辛さに中毒してしまって数十年?!
「わすれな草」は立ち呑み店のランチ・メニュー。
トマト・ベースで……と、以前も紹介済みでした。
今回は画像を上げておきます。いつかそのうち、
南蛮亭の方もアップロードしましょうかねえ。

☆
「国立国際美術館」なり、何なりに向かうルートを
取る際も、肥後橋界隈は近代建築物がいくつかあって、
道中を飽きさせません。「山内ビル」の在る裏通りを
西へそぞろ歩くと、ふと足を立ち止めたくなる物件に
出喰わすはず――この「山根商店」については、
いろいろと資料に当たってみても、データが出揃わず、
調べた範囲だと、鉄筋コンクリート2階建て、地下1階。
建築年は昭和初期で、設計者不詳。特に奇を衒うでも
何でもなく、いつの間にか、ふっと現代まで来てしまった
という感じですし、現役として普通に使われているビル
ですから。じろじろと見物する方が気恥ずかしくなるようで、
極めて自然体で生きているのでした。張り切り過ぎない点に好感。
参考文献:『新装版 大大阪モダン建築』(青幻社)
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