「わらい」と「こわい」
10月26日(金)、京都市の「細見美術館」に
出掛けました。工事中の「京都市美術館」、
「京都国立近代美術館」の並ぶ岡崎公園の
西――「ロームシアター京都」の向かい、
琵琶湖疏水を挟んで、「二条橋」西側に建ち、
赤土色した櫛目引きの塗り壁が、瀟洒です。
今回の企画展は、「描かれた『わらい』と
『こわい』展―春画・妖怪画の世界―」。
いずれにしましても、嫌いな訳がございません。
いそいそと足を運び、愉しんできましたよ。
1987年、日本文化に関する国際的・学術的な総合研究と
世界の日本研究者に対する研究協力・支援を行うことを
目的に設置された「国際日本文化研究センター(=日文研)」の
コレクションから、妖怪画・春画150点ばかりが紹介されています。
西洋美術における“死と乙女”のテーマと一緒だなと感じさせる
髑髏との交合場面、初代豊川豊国「絵本開中鏡」に見惚れました。
また、月岡芳年や河鍋暁斎を見かけるたびに、ぐっと安心感を覚えて。
春画復刻プロジェクトとして、鳥居清長の「袖の巻」を復刻する様を
捉えた映像には、ただただ呆れ、陰毛の表現に対する執念に口をあんぐり。

出掛けました。工事中の「京都市美術館」、
「京都国立近代美術館」の並ぶ岡崎公園の
西――「ロームシアター京都」の向かい、
琵琶湖疏水を挟んで、「二条橋」西側に建ち、
赤土色した櫛目引きの塗り壁が、瀟洒です。
今回の企画展は、「描かれた『わらい』と
『こわい』展―春画・妖怪画の世界―」。
いずれにしましても、嫌いな訳がございません。
いそいそと足を運び、愉しんできましたよ。
1987年、日本文化に関する国際的・学術的な総合研究と
世界の日本研究者に対する研究協力・支援を行うことを
目的に設置された「国際日本文化研究センター(=日文研)」の
コレクションから、妖怪画・春画150点ばかりが紹介されています。
西洋美術における“死と乙女”のテーマと一緒だなと感じさせる
髑髏との交合場面、初代豊川豊国「絵本開中鏡」に見惚れました。
また、月岡芳年や河鍋暁斎を見かけるたびに、ぐっと安心感を覚えて。
春画復刻プロジェクトとして、鳥居清長の「袖の巻」を復刻する様を
捉えた映像には、ただただ呆れ、陰毛の表現に対する執念に口をあんぐり。
- 関連記事
-
- イケフェス大阪2018 (2018/10/28)
- だる満 (2018/10/27)
- 「わらい」と「こわい」 (2018/10/26)
- 木村家住宅主屋 (2018/10/25)
- 雑喉場橋之碑 (2018/10/24)
スポンサーサイト
テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術
tag : 美術