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VENOM

2018_11_27_VENOM 11月27日(火)、「大阪ステーションシティシネマ」に
 赴き、Ruben Fleischer 監督の『VENOM』を鑑賞。
 何も考えずに観ていて、面白かったです。批評家筋の
 低評価は、原作キャラクターに対する思い入れの
 強さからの反動かなと思っています。ヴェノムは、
 マーベル・コミックのスパイダーマンの最大・最凶の
 敵であるからして、『スパイダーマン』のスピン・オフ
 作品となるはずが、ソニーとマーベル・シネマティック
 ・ユニバース(MCU)との絡み、大人の事情から、
 ひとまず、独立した世界観の下に制作されたようです。
 ヴェノムが本来、“絶対悪”としての存在であったことを
 思えば、本作が生ぬるく感じられるのは致し方無し。
(社会通念上、絶対的な“悪”が語られたり、表現されること自体、許されておらず)
よくあるダーク・ヒーロー物のパターンに落とし込まれた観は否めませんが、
特にそういったこだわりが無い方が、素直に楽しめる内容でしょう。
ぼくとしては、原作が同じく トッド・マクファーレンで、キャラクターとしては
大好きだったSPAWN の映画版、Mark Dippe 監督 『SPAWN』(1997)の
どうしようもなさが脳内にこびり付いていて、いまだに払拭されないので
……それでも、ぼやきながら、何度も繰り返し、ビデオを観てしまう……
ストレートに物語を享受できる『ヴェノム』で良かったと感じてしまうのですね。
前半、かったるい(と言えなくもない)日常描写が続きますが、トム・ハーディ
勘所を押さえた演技で、退屈さは抑えられています。ぼくの中で、彼はこれまで
『バットマン・ライジング』(2012)のベインの人でしたが、今後はヴェノムの人。
劇中、Eminem の曲も流れていたかなあ。上手く溶け込んでいたということで。
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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

tag : 映画黒い音

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
好きな言葉は「ごちそうさま」。

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