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BOO'D UP

 前年2月にリリースされ、一年以上も聴かれ
 続けて、今夏ようやく全米R&Bチャート1位と
 なった Ella Mai の「Boo'd Up」ですが、
 どうにも沁みてくる良曲です。1990年代風
 とよく評されますが、ぼく的には、1980年代
 末のサウンド、正確に言えば機材の音色
 です。最初に出てくる音が、超クール。
1~2周した批評意識(リスペクト)が感じられるところは、表れ方は全く異なれど、
ブルーノ・マーズ『24K Magic』を想起させられ、DJマスタードの今後の
仕事ぶりにも期待。曲名にも採られた「boo」は元々名詞。エラ・メイは英国出身
ですが、アメリカでも通じるレベルの俗語なのでしょうか? フランス語「beau」の
転用から生じたスラングで、「彼氏/彼女(boyfriend/girlfriend)」くらいの
ニュアンス。その名詞を動詞化(過去分詞化)して、さらに「up」を付けているため、
切迫感が募ります。ぞっこんに嵌まっている印象を強めた言葉だと思います。
もっとも、“歌”ですから、語義より音に重点はあり、心臓音の表現が主でもあり。
       ☆
 Ooh, now I'll never get over you until I find something new
 That get me high like you do, yeah yeah
 Ooh, now I'll never get over you until I find something new
 That get me high like you do
 Listen to my heart go ba-dum, boo'd up
 Biddy-da-dum, boo'd up
 Hear my heart go ba-dum, boo'd up
 Biddy-da-dum it just won't stop, it go ♪
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テーマ : Soul, R&B, Funk
ジャンル : 音楽

tag : 黒い音英語

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勘違い

曲を書いた Joelle James がアメリカ人でしたね。
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たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
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