ルーヴルの顔

「ルーヴル美術館展」の鑑賞です。テーマとして
“肖像芸術――人は人をどう表現してきたか”と
掲げられ、古代から19世紀までの肖像芸術の傑作、
約110点が展示されていたのですが、全体に焦点が
ぼけてしまったような観が、最後まで付きまとって
いたように思います。古代エジプトやギリシャなどの
彫刻に、しみじみと見入るだけでも満足なのに……。
無理して、煽らなくてもよいのになあ。最後に現れた
ジュゼッペ・アルチンボルドの「春」と「秋」には、
実物と出逢えて感動しましたけれど。コレクション展
「江左の風流―六朝石刻書法」、「辻愛造を歩く―
昭和風景アンティーク」、「めでたづくし―鍋島焼の吉祥文様―」の方が、意外に
面白かったりもして。新世界の酒房「半田屋」で、人間模様を観察しながら締め。
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テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術