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夫婦橋(2)

2019_01_20_錦地蔵尊_1 (承前
 天満堀川は無くなるも、元の橋の在った辺りに、橋梁
 顕彰碑が設置されるとともに、横断歩道の両側に欄干や
 橋柱灯も新調され、平成12年(2000)、大阪市北区の
 「天神橋筋商店街」に、“平成の夫婦橋”は復活が
 相成った訳ですけれども……平成夫婦橋の親柱は当然
 新品ですが、埋め立て時に撤去されたオリジナルの
 「夫婦橋」親柱が、天神橋4丁目の粟おこし「大清堂
 (明治20年創業)の店内に在ったんですよねえ。ただ、
 「大清堂」は閉店したらしく、現在は甘味「咲良」が
 営業中。肝腎の親柱が現存しているか、実地に目視
 確認する必要を感じるのでした。

別個に……JR天満駅の南側に、「錦地蔵尊」が祀られて2019_01_20_錦地蔵尊_2
いまして、向かって右側に、同じくオリジナルと思われる
「夫婦橋」親柱が建っているのでした。普通に考えれば、
親柱は計4本あるだろうから、在ること自体に不思議は
無いにせよ、わざわざ「錦地蔵尊」の所まで持ってきた
意味が? あるいは後から、平成夫婦橋の北詰、西側に
建つ「夫婦橋地蔵尊」の方に戻すという手もあったのでは
と思います。もっとも、錦地蔵尊の持っている親柱は、
夫婦橋だけで済まない模様(詳細は後日)。しかし、椿か
何かの木の枝に絡まれ、鉢植えの木に塞がれ、まるで
人目に触れぬよう、隠されているかのような案配です。
左手に進むと、●●ホテル「AVANCER」(旧ホテル「てんま」)
……地獄から救済してくれるのが地蔵菩薩、と妙なことを思い出します。
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テーマ : 建築
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 史跡仏像

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
好きな言葉は「ごちそうさま」。

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