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落語大阪弁

小佐田定雄 『落語大阪弁講座』から、ピック・アップ。
個人的にも、現代大阪弁に残していきたい言葉たちです。
       ☆
足が上がる=暇が出る、首になる。
雨風(あめかぜ)=餅(甘党)も酒も両方いけること。
あんけらそ=「阿呆」という意味の罵倒語。
いねつむ=稲積む、眠る(新年を迎える前に限る)。
気根(きこん)かいに=気ままに、自由に。
きなきな=くよくよと思い煩うこと。
口強(くちごおは)=口やかましい。
けなるい=「異(け)なり」、羨ましい。
けんげしゃ=験担ぎ、担ぎ屋、「御幣担ぎ」。
けんたい=大っぴらに、公然に。
どぶさる=寝る。
小水(こみず)がかかる=もうやめておこうと思いながら、未練がかってやめることが
 出来ない状態。後ろ髪を引かれる思い。
じゃらじゃら=ふざけた、馬鹿馬鹿しい。
しゃらほどけ=結んである縄や紐が自然に解けてしまうこと。
情に憎まれる=心情的に憎しみが増す。
じょら組む=「丈六」仏のように、胡坐をかく。
尻目に殺す=目もくれない。
(ずつ)ない=しのぐ方法がなくて苦しい、つらい。
すまくた、すみくた、すま、すまんだ=隅っこ。
世智弁(せちべん)=けち。
せんど(千度)=長い時間、何度も。
雑用(ぞうよう)=いろいろと掛かる費用。
だんない=差し支えない、構わない。
団子理屈=無理に捏ね上げた筋の通らない理屈。
ど性根(しょうね)に入る=根性に叩き込む。
どついても音のせん=「糠に釘」、「豆腐に鎹(かすがい)」、「暖簾に腕押し」。
どれあい=「野合」。
にわか=言葉遊びの駄洒落。
箱屋を起こす=わずかなことでカッカして、むかっ腹を立てる。
八町(はっちょう)三所(みところ)=あちこち、不規則に。
ひじめる=「乾詰める」、不自由な目に遭わせて苦しめる。
まどう=弁償する、元通りにする。
もみない=旨味が無い。
やたけた=無闇に、やたらに。
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テーマ : 落語
ジャンル : お笑い

tag : 落語

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
好きな言葉は「ごちそうさま」。

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