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西大寺再訪

2019_05_21_奈良の空 落語を聴きに行ったのか? それとも、仏像を
 観に行ったのか? と訊かれれば、「どっちも」
 としか答えられないのですけれど……以前、
 「西大寺」を訪れたのが2010年11月15日、
 愛染堂客殿にて「愛染明王坐像」を鑑賞した
 際。その後、「あべのハルカス美術館」での
 「奈良西大寺展」、昨年4月13日の「朝日
 カルチャーセンター」での講座「西大寺の仏像
 等から、また行きたいなぁと考えていて、今回、
その願いが叶った訳です。ただし、下調べが不十分だったため、愛染堂の秘仏や
聚宝館は公開されていない時期となりましたが、それも縁ですね。落語会に行く前、
まずは四王堂へ入りました。西大寺の造営は天平神護元年(765)、孝謙(称徳)
天皇が発願したことに始まります。本尊は長谷寺式十一面観音立像」、四天王
立像は邪鬼だけが創建当初の物として残っています。落語会の後、愛染堂を訪問。
厨子入りの秘仏は次の機会を待ち、国宝「興正菩薩叡尊坐像」と再会しました。
最後に入ったのが本堂で、本尊は清凉寺様式の「釈迦如来立像」、「文殊菩薩
騎獅像ならびに四侍者像
」や「弥勒菩薩坐像」も見応え有り。本尊は善慶の作
とされているので、つまり、愛染明王坐像と同じく善円の作ということになりますか。
特別公開期間でもないのに、なかなかの満腹感。若干の格落ち感は否めませんが、
「東大寺」と並び称されたのは伊達じゃないぞ、と。空を見上げて、そう思うのでした。
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テーマ : 仏教・佛教
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 仏像講座

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
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