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お染・久松の墓

20190618_お染・久松の墓所 町中のちょっとしたお寺さんのように見えながら、
 予想外に歴史も古く、引き出しの多さに驚かされる
 羽曳野市の「野中寺」でしたけれど、境内西側に
 位置する同寺の霊園にも、見ものが在りました。
 「お染・久松の墓所」です……お染久松、お染・
 久松……誰だったっけ? と記憶を蘇らせるうち、
 『新版歌祭文』等で知られる二人だったと膝を
 打ちます。どうして、こんな所に? 頭を捻ります
 が、墓石の裏に「享保七年十月七日建之」、
 「大坂東堀天王寺屋権右ヱ門」とあって、
 天王寺屋は油屋の豪商。二人は油屋の一人娘と
 丁稚ではありました。心中した二人の十七回忌に、
墓石を刻み、遺品を納めたそうです。墓所の説明板のすぐにそれらしき墓石が
目立って建っているので騙されますが、本物はもっと北の奥の方に在ります。
 
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テーマ : 史跡
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 史跡文楽

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
好きな言葉は「ごちそうさま」。

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