fc2ブログ

尼崎B級グルメ

言い方は悪くなりますが(むしろ、褒めているつもりです)、
2019_06_26_「鹿児島屋」
2019_06_26_「琴城ヒノデ阿免本舗」
2019_06_26_「岡」
2019_06_26_「二万翁」

尼崎市ほど、B級グルメが似合う街もまたと無いように
思います。子供時代(小学校に上がる前頃まで)、ぼくは
兵庫県西宮市民で、西宮と言っても、ほぼ尼崎市に近い
界隈で育っていたので、尼崎のことは憎からず思っています。
       ☆
昨今の“ホルモン屋”と言えば、焼き肉屋が気負って提供
するような肉料理が多く、昭和の時代のホルモン焼きじゃ
ないわ、と嘆かわしいのですけれども、三和本通商店街
南の外れに在る「鹿児島屋」(尼崎市玄番北之町21)は合格。
朝10時オープンからいきなり、近所の呑んだくれらが集まり、
テーブル席を埋めていて、苦笑い。ぼくもその一員となり、
ホルモン焼き350円。女将のそつない客あしらいが見事です。
ホルモンは味噌と醤油で煮込んだタイプで、一味が合います。
個人的には、焼きを入れた串焼きタイプの「中畑商店」が
好みとはいえ、「鹿児島屋」は「鹿児島屋」の味わいが有り。
       ☆
日本最古の中華そば”を提供する大正元年(1912)創業の
中華料理「大貫」でランチを取る予定でしたが、残念なことに
水曜日は定休日。本店しかないのかな?と思いきや、割と
近くで見かけた「大貫支店(尼崎市神田北通3丁目37)に
突入。鶏ガラと豚骨、昆布や野菜から採られたスープは、
芳醇にしてノスタルジックな味わい。半チャン・セットを注文
しますと、炒飯が絶品。ちょうど昼時で引っ切り無しの来客。
       ☆
尼崎城」見物の後は、「開明橋」袂に店舗を構える「琴城
ヒノデ阿免本舗
」(尼崎市開明町1-36)を訪問。尼崎名産
ヒノデ水飴」は、砂糖を使わず、もち米を発酵させた自然の
甘味が疲れ切った身体に染みます。喉にも良さげです。
ところで、店名に含まれる“琴城”(暖簾にも琴柱の図)は
尼崎城の別名、尼崎の古名が「琴之浦」でして、あの菅原
道真が「この地は殊の外よき浦なり 又 松は琴柱の竝び
立つ如し
」と激賞……天神さんは尼崎にも寄っていたのね。
       ☆
寺町の南側の路地に面した たこ焼き「」(尼崎市東桜木町16)は、
14個200円という衝撃価格! 開業時から値上げしていないそうで、
タイム・スリップした感覚に陥りましたよ。紅生姜ではなく、葱を使用。
黙々と焼き続ける老夫の脇で、女将が尼崎案内。そろそろ、帰阪の
つもりでしたが、勧められるがまま、「世界の貯金箱博物館」等に
駆け込むことと相成りました。駆け足でしたけれども(“近松の里
探訪も、今回は割愛せざるを得ませんでしたが)、尼崎を満喫して、
最後に、阪神・尼崎駅前の「二万翁」(尼崎市神田中通1-2-1)の
たい焼きを賞味。小豆70円、カスタード90円。季節限定となる
おぼれたい焼き”を試すのは、次回ということにしておきましょう。
関連記事
スポンサーサイト



テーマ : ご当地グルメ
ジャンル : グルメ

tag : 呑むおやつ文楽

コメントの投稿

Secret

カレンダー
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
Access Counter
総閲覧者数:
Online Counter
現在の閲覧者数:
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
カテゴリー
プロフィール

ぽか

Author:ぽか
⇒ 旧プロフィール

歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
好きな言葉は「ごちそうさま」。

リンク
月別アーカイブ
検索フォーム
Amazon
QRコード
QR
RSSリンクの表示
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

メルマガ登録はこちらから
購読希望者はメール・アドレスを書き入れて「送信」してね!
SOUKEN