中山寺雑感
「雑感」と言えば、何もかもが雑感に過ぎないんですけど。
「中山寺」(兵庫県宝塚市中山寺2丁目11-1)は、学生
時代のほんの一時、阪急・宝塚線を通学手段としていた
こともあって、複数回にわたって訪ねているはずなのに
……高校時代の畏友・Tさん、学生時代の友人・Kや
「産経新聞」バイト仲間のKBらと、「梅まつり」や阪急
沿線「西国七福神めぐり」の折……明晰に記憶できて
いなくてねえ。梅花は覚えていても同寺の梅林だったか
どうか、心許なく、七福神めぐりは単なるスタンプ・ラリー
の通過ポイントでしかなく。書き留めておかなければ、
何事も無かったことと同じ(何が無くても、よいにせよ)。
☆
中山寺の開基は聖徳太子といわれ、草創はあの「四天王寺」より4年早い
とされています。日本最初の観音霊場です。花山法皇が永延2年(988)に
(現在の)西国三十三ヵ所巡礼を行うまで、養老2年(718)、「長谷寺」の
開基・徳道上人が行った最初の西国三十三ヵ所巡礼においては、第1番札所の
位置付けでした。そうでなくとも、やはり、本尊の「木造十一面観音菩薩立像」は
必見でしょうが、毎月18日のみの開扉。今回は縁がございませんでした。
その本尊を祀った本堂は、慶長8年(1603)、豊臣秀頼の命で片桐且元が再建
したそうです。じゃらじゃらした外見。最も目を惹くのは、平成29年、約400年ぶりに
再建されたという五重塔でしょう。高さ約28m はともかく、鮮明な青色なのでした!
仏の知恵と東方の龍を表すそうですが、これまた(ウルトラマン)アグルの色ですね。
参考文献:平幡良雄『西国観音巡礼』(満願寺教化部)
境内に設けられていた休憩所「梵天」も利用しましたよ。
店名は、例の「星下り大会式」で大活躍する祭具に由来。
名物と謳われる“蓮ご飯”も注文してみました。中華料理の
粽(ちまき)に酷似していますが、笹の葉を蓮の葉に置き換えた
感じですか。もち米に、雪菜、銀杏、クコの実、油揚げ、蓮根が
交ざっています。単品で550円。美味しくて、宜しいのですけれども、
セットにすると半玉うどんが付くだけで、900円になるのが不可解。

「中山寺」(兵庫県宝塚市中山寺2丁目11-1)は、学生
時代のほんの一時、阪急・宝塚線を通学手段としていた
こともあって、複数回にわたって訪ねているはずなのに
……高校時代の畏友・Tさん、学生時代の友人・Kや
「産経新聞」バイト仲間のKBらと、「梅まつり」や阪急
沿線「西国七福神めぐり」の折……明晰に記憶できて
いなくてねえ。梅花は覚えていても同寺の梅林だったか
どうか、心許なく、七福神めぐりは単なるスタンプ・ラリー
の通過ポイントでしかなく。書き留めておかなければ、
何事も無かったことと同じ(何が無くても、よいにせよ)。
☆
中山寺の開基は聖徳太子といわれ、草創はあの「四天王寺」より4年早い
とされています。日本最初の観音霊場です。花山法皇が永延2年(988)に
(現在の)西国三十三ヵ所巡礼を行うまで、養老2年(718)、「長谷寺」の
開基・徳道上人が行った最初の西国三十三ヵ所巡礼においては、第1番札所の
位置付けでした。そうでなくとも、やはり、本尊の「木造十一面観音菩薩立像」は
必見でしょうが、毎月18日のみの開扉。今回は縁がございませんでした。
その本尊を祀った本堂は、慶長8年(1603)、豊臣秀頼の命で片桐且元が再建
したそうです。じゃらじゃらした外見。最も目を惹くのは、平成29年、約400年ぶりに
再建されたという五重塔でしょう。高さ約28m はともかく、鮮明な青色なのでした!
仏の知恵と東方の龍を表すそうですが、これまた(ウルトラマン)アグルの色ですね。
参考文献:平幡良雄『西国観音巡礼』(満願寺教化部)
境内に設けられていた休憩所「梵天」も利用しましたよ。
店名は、例の「星下り大会式」で大活躍する祭具に由来。
名物と謳われる“蓮ご飯”も注文してみました。中華料理の
粽(ちまき)に酷似していますが、笹の葉を蓮の葉に置き換えた
感じですか。もち米に、雪菜、銀杏、クコの実、油揚げ、蓮根が
交ざっています。単品で550円。美味しくて、宜しいのですけれども、
セットにすると半玉うどんが付くだけで、900円になるのが不可解。
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