2012年国産大豆の収穫量
農林水産省大臣官房統計部が2012年産大豆の収穫量を発表した。全国の大豆の収穫量は22万9, 100トンで、前年産と比較して1万300トン(5%)の増加。全国の作付面積は13万1, 100ヘクタールで、前年産より5,600ヘクタール(4%)の減少。10アール当たり収量は前年産を9%も上回る175キログラム。作付面積は前年産よりやや減少したものの、天候に恵まれ、生育もおおむね良好であったことから10アール当たり収量をかなり伸ばし、収穫量を押し上げた。
地域別では、北海道(前年産対比3%増)を除く全地域で作付面積が減少。東海、近畿がわずかに、中国、九州がやや、北陸、東北、関東・東山がかなり、四国がかなり大きく、沖縄が大幅に減らした。作付面積の減少に伴って収穫量も減らしたのは3地域。九州が3, 900トン(9%)、東北が1, 300トン(3%)、関東・東山が500トン(3%)の減少を示した。なお、九州は10アール当たり収量を下げた唯一の地域だが、北海道(247キログラム)に次いで多い10アール当たり収量が九州(190キログラム)になる。
都道府県別に見ると、作付面積を前年産から増やしたのは、47都道府県中、北海道、岐阜、兵庫、群馬、神奈川、静岡、徳島の7道県。他の40都府県はすべて作付面積を減らしている。北海道の作付面積は前年よりやや増えて2万7, 200ヘクタール。北海道を除く大豆作付面積の都府県別ベスト10の顔ぶれは、(1)宮城9,040ヘクタール(2)佐賀8, 210ヘクタール(3)福岡7,830ヘクタール(4)秋田7,620ヘクタール(5)滋賀5,700ヘクタール(6)山形5,640ヘクタール(7)新潟5,630ヘクタール(8)富山4,670ヘクタール(9)青森4,320ヘクタール(10)愛知4,260ヘクタール――となっている。
収穫量を前年産より増やしたのは30道府県で、16府県は減らしている。鳥取、島根は50%台の増加率で、群馬、愛知、徳島、京都など2けた台の伸び率を22道府県で記録した。逆に、高知、大阪、秋田、福島、山梨など9府県で2けた減。収穫量自体に目を向けると、北海道を除いた都府県における収穫量のベスト10は、(1)佐賀1万6,900トン(2)宮城1万6,400トン(3)福岡1万5,500トン(4)新潟1万300トン(5)山形8, 660トン(6)富山8,500トン(7)秋田8,380トン(8)滋賀8,320トン(9)愛知6,180トン(10)茨城5,790トン――となる。
※なお、表の10アール当たり平均収量対比とは、10アール当たり平均収量(直近7か年のうち最高および最低を除いた5か年の平均値)に対する当年産の10アール当たり収量の比率である。
地域別では、北海道(前年産対比3%増)を除く全地域で作付面積が減少。東海、近畿がわずかに、中国、九州がやや、北陸、東北、関東・東山がかなり、四国がかなり大きく、沖縄が大幅に減らした。作付面積の減少に伴って収穫量も減らしたのは3地域。九州が3, 900トン(9%)、東北が1, 300トン(3%)、関東・東山が500トン(3%)の減少を示した。なお、九州は10アール当たり収量を下げた唯一の地域だが、北海道(247キログラム)に次いで多い10アール当たり収量が九州(190キログラム)になる。
都道府県別に見ると、作付面積を前年産から増やしたのは、47都道府県中、北海道、岐阜、兵庫、群馬、神奈川、静岡、徳島の7道県。他の40都府県はすべて作付面積を減らしている。北海道の作付面積は前年よりやや増えて2万7, 200ヘクタール。北海道を除く大豆作付面積の都府県別ベスト10の顔ぶれは、(1)宮城9,040ヘクタール(2)佐賀8, 210ヘクタール(3)福岡7,830ヘクタール(4)秋田7,620ヘクタール(5)滋賀5,700ヘクタール(6)山形5,640ヘクタール(7)新潟5,630ヘクタール(8)富山4,670ヘクタール(9)青森4,320ヘクタール(10)愛知4,260ヘクタール――となっている。
収穫量を前年産より増やしたのは30道府県で、16府県は減らしている。鳥取、島根は50%台の増加率で、群馬、愛知、徳島、京都など2けた台の伸び率を22道府県で記録した。逆に、高知、大阪、秋田、福島、山梨など9府県で2けた減。収穫量自体に目を向けると、北海道を除いた都府県における収穫量のベスト10は、(1)佐賀1万6,900トン(2)宮城1万6,400トン(3)福岡1万5,500トン(4)新潟1万300トン(5)山形8, 660トン(6)富山8,500トン(7)秋田8,380トン(8)滋賀8,320トン(9)愛知6,180トン(10)茨城5,790トン――となる。
※なお、表の10アール当たり平均収量対比とは、10アール当たり平均収量(直近7か年のうち最高および最低を除いた5か年の平均値)に対する当年産の10アール当たり収量の比率である。

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