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折々の豆腐(10)

忘れた頃に「折々の豆腐」。いえ、忘れた訳では決してなくて。
ちゃんと、持ち歩き用の携帯カトラリーを調達するなど、
来るべき日に備えてはいるのですけれども……日々の雑事に
紛れて、流されて、何をやっているものやら、皆目不明のまま、
しっかりしてください」と、貴女からも詰られそう。つらいね。
泣けちゃうね。さて、1年以上も前の『角川 短歌 7月号 2018』
巻頭28首、米川千嘉子「飴ゴム」から、一首を引きます。
       ☆
「百の生九十の死どちらも嫌」八十八歳そらまめ豆腐
       ☆
老老介護でしょうかねえ? 近頃は、「高齢者」同様、下手に
「老人」呼ばわりすると、お叱りを受けますから、要注意ですが。
今日母の<一人で大丈夫>の時間九十三歳まで伸びてゐる
と直後の歌にあって、状況が判然とします。母親は88歳で、
あと2年(~5年)くらいは生きていてもよいかな、と思えるけれど、
100歳まではしんどくて敵わないという述懐。そらまめ豆腐
レシピにもよりますが、豆腐(豆乳)だけでなく、葛粉やゼラチン粉を
使用しますか。見た目にも舌の上でも涼やかな食感が、日常の小確幸。
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テーマ : 短歌
ジャンル : 小説・文学

tag : 短歌豆腐

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
好きな言葉は「ごちそうさま」。

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