豆腐は何丁、売れているか? (2)

雲田康夫氏の『豆腐バカ 世界に挑む』に触発されて、総務省統計局の家計調査結果から、日本国内の家庭で豆腐が何丁消費されているかを概算した。

2004年は年間37億1,191万4,205丁、1日当たり1,014万1,842丁となった。同じようにして、最新のデータとなる2005年の家計調査結果を用いて試算すると、1世帯当たり(農林漁家世帯を除く全世帯)の豆腐購入数量72.31丁に、世帯数5,038万2,081戸を掛けて、年間36億4,312万8,277丁。これを365(日)で割って、1日当たり998万1,173丁。

くどいようだが、これはおよその家庭消費量であって、全豆腐消費量と異なり、業務用等を含む豆腐全体の市場規模とは一致しない。断った上で話を進めよう。

厚生労働省の発表した「許可を要する食品関係営業施設数」の豆腐製造業数(2005年3月末現在)は、1万3,452となっている。先ほどの家庭消費量をこの営業施設数で除すると、1軒の豆腐屋(=豆腐製造業の営業施設)は平均して1年間に27万824丁、1日に742丁販売しているという値が得られる。

1985年の話だが、雲田氏は「日本の路地裏にある豆腐屋さんは、1日500丁の製造販売が普通だから、年間13万8,000丁を販売する計算になる」と書いており、2005年の豆腐屋1日当たり742丁という数字も、当たらずとも遠からずといった感じではないだろうか。

また、農林水産省の「大豆のホームページ」から「1キログラムの大豆から11〜13丁の豆腐」ができるという知識を援用して俵数に換算してみると、1俵は60キログラムだから、日本の豆腐屋は平均して1年間に347.21〜410.34俵、1日に0.95〜1.12俵の大豆を使用していることになる。

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参考文献:雲田康夫『豆腐バカ 世界に挑む』(光文社)
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通りすがりの夢想家。元(にして最後の)「トーヨー新報」編集人。現在は、一介の編集素浪人?



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「トーヨー新報」は、昭和33年(1958)創刊。大豆加工品(豆腐・油揚げ、納豆、豆乳、湯葉、凍り豆腐、もやし等)、こんにゃく、総菜業界をメイン購読者層に、月3回の旬刊紙「トーヨー新報」や業界関連データブック『豆腐年鑑』を発行。平成25年(2013)12月21日号、第1851号をもって終刊に至る。

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