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堂島ビルヂング

大阪市・中之島に架かる「大江橋2019_10_23_堂島ビルヂング
北詰近くに建っている、見た目は現代
建築の「堂島ビルヂング」――ですが、
実は100周年も間近の近代建築物件
と、『島民』 秋号 Vol.131(2019 9/1)
で知りました……あれ? “月刊”の
文字が無くなっているなぁ。ともあれ、
同ビルは大正12年(1923)の竣工。
大正8年公布の市街地建築物法による
百尺規制”ぎりぎりの高さで建てられた
大阪で初めてのビルだったそうです。
堂ビルを設立したのは、橋本喜造(1872~1947)。
当時は「東の丸ビル、西の堂ビル」と称されたほどであり、
小出楢重らの絵画のモチーフともされました。
鉄骨ではなく、鉄筋コンクリート造り。昭和35年(1960)と
平成11年(1999)の2度の大改修の結果、ネオ・ルネサンス様式から
モダニズム建築への過渡期を思わせる外貌は消え失せていますが、
面白いのは御堂筋に面していない側ですね。矩形とはならず、敷地は
カーブを描いています。そもそもは「堂島」も中之島同様に“島”であり、
堂島川と蜆川に挟まれた堂島の東端に、堂ビルの土地が在った次第。
ガラス幕壁に覆われたファサードより、裏道を通る方が、ぼくの気分かも。
       ☆
「島民」の発行元、140B も現在は堂ビルに入居していますか。
その昔、バックナンバーを貰いに行った時は、「ダイビル」に編集部があった
と記憶しますけれど……「中之島ダイビル」、それとも、「ダイビル本館」? 
時期的にも、旧「ダイビル」(2009年取り壊し)のはずが、1階の印象が薄くて。
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テーマ : 建築
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 近代建築

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たまに「考える人」、歴史探偵。
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