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大星由良助を語る

2019_10_30_大星由良助 10月30日(水)18時半、「TORII HALL」に赴き、
 上方文化講座大星由良助を語る」を聴いて
 きました。今年、3回に分けて上演されている
 「仮名手本忠臣蔵」全段の残り八~十一段目が
 11月2日から始まる「11月文楽公演」にて完結
 するので、その前哨戦(?)という意味合いかな。
 ゲストに、4月・11月公演の大星由良助を遣う
 吉田玉男(二代目)と、早稲田大学の児玉竜一
 教授。過去の名演をDVDで観つつ、人形遣いの
 視点から、由良助の気持ち良さや難しさ、また、
 11月公演の見所も語っていただきました。児玉
 教授の進行ぶりが際立っていて、人形を持って
 いないと落ち着かない玉男師匠を巧くリードして
 くれたように感じます。本来一日公演であるべき
 通し公演ですが、3回に分けたことで、時間的に
余裕が出来て、十段目は従来のような省略をしない等、メリットもあるそうです。
最後に、大星由良助の人形を手にした途端、それまでシャイな風情だった玉男
師匠が、急に生き生きと喋り出す様がキュート。本公演への期待が高まります。
       ☆
ところで、「上方ビル」(大阪市中央区千日前1丁目7−11)の4Fに入っている
トリイホール」、来年3月に閉館するそうです。昔、小演劇を観にきたことも
ありましたが、30年近い歴史を持っていた模様。元々が千日山「弘昌寺」の
物件であり、来春からホールは同寺の本堂として生まれ変わるようで……
お寺さんならば、また、足を運び入れる機会があるかなぁ、と考えたりもして。
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テーマ : 伝統芸能
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 講座文楽

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
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