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旧小寺家厩舎

神戸市民にとっては親しみ深い「相楽園」も、大阪人に2019_11_05_旧小寺家厩舎
とっては、勝手がよくわからなくもあり、「中之島公園」
のようなポジションなのかな、と考えてみたりもします。
元・神戸市長、小寺謙吉氏の先代・小寺泰次郎氏の
本邸に営まれた庭園で、明治18年(1885)頃から築造
され、明治末期(1911)に完成。当初、「蘇鉄園」と
呼ばれていたそうですが、昭和16年(1941)からは
神戸市所有。『易経』の一節「和悦相楽」から現在の
名称が採られました。正門や船屋形、池泉回遊式
日本庭園など、見所は少なくないですが、近代建築
好きには、「旧ハッサム住宅」の東隣に建っている
旧小寺家厩舎」も見逃せません。要は、“馬小屋”
なんですけれども、立派過ぎます。煉瓦造りの1階に、
木造の小屋組みを載せたドイツ風。正面1階は馬車庫、
2階は厩務員の宿舎、(画像では切れていますが)
東側は吹き抜けの高い天井を持つ馬房だったそうです。
設計者は河合浩蔵(1856~1934)。馬房を借りて
大菊切花展」も展示されていましたが、がっちりとした
厩舎の構造に惚れ惚れ。煉瓦は“ドイツ積み”でなく、
イギリス積み”と確認。神戸市内はイギリス積みが多い? 
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テーマ : 建築
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 近代建築

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たまに「考える人」、歴史探偵。
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