夜の永観堂

定期観光バス「ライトアップ 京の紅葉・特別拝観」に
参加したのであります。食事は付いていなかったので、
京都駅前地下街「ポルタ」に入っている「味彩や」を
利用して軽く呑み喰い。おばんざいを摘まみ、おでんや
おぼろ豆腐なども頂きました。バスは最初に、「永観堂
禅林寺」へ。大阪市内の紅葉は今ひとつでも、京都は
進んでいるかもしれないと期待してみたのですが、まだ
まだという観。一部ではっきり紅葉しているエリアもあり
ますけれど、観光客が一極集中して群がり、自撮りや
何やで大騒ぎですから。もっとも、ぼくの目的は仏像。
「やすらぎ観音」を背に、石段を昇り、阿弥陀堂(本堂)
まで。永保2年(1082)、永観律師に「永観、遅し」と
告げ、修行を励まされたという「みかえり阿弥陀」を
拝観させていただきました。正面からだけでなく、首を
傾げた左方からも見ることが出来、感動しきり。紅葉より何より、阿弥陀如来立像
です。それ以外は夜間でもあり、拝観できる場所が限られていたことから、日中、
自分でスケジュールを組んで、再訪しなければ、と。放生池に架かる「極楽橋」、
「寿橋」、「楓橋」などをチェックしながら、大型バス専用駐車場に戻るのでした。
- 関連記事
-
- 味奉行より (2019/11/21)
- 知恩院方丈庭園 (2019/11/20)
- 夜の永観堂 (2019/11/19)
- 敗戦の辞 (2019/11/18)
- 縁たく家 (2019/11/17)
スポンサーサイト