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花折街道の橋

2020_04_03_山浦橋
2020_04_03_平井川橋
2020_04_03_南之橋
2020_04_03_玉屋橋
2020_04_03_宇津輪橋
 阪急電車~能勢電車の妙見口駅から能勢
 妙見山
を目指して歩いていると、府県境が
 交錯しているため、脳内の地図が混乱しそう
 になります。頭を整理すると、妙見口から
 妙見の森ケーブル・黒川駅の手前までが
 大阪府豊能郡豊能町。ケーブルからリフトを
 含めた妙見の森一帯~能勢妙見山の山門
 までが兵庫県川西市、山門を潜れば大阪府
 豊能郡能勢町なのです。大阪府の2つの
 町が、川西市の北端を挟む格好。妙見口から
 黒川の間を旧「花折街道」(=能勢街道)が
 通っていて――能勢街道と言えば、ぼくが
 慣れ親しんでいる大阪市・中津の「元萩之橋
 を起点(中国街道から分岐)とし、「能勢街道
 架道橋
」の下からつながっている……と連想が
 働き、異様な親近感。中国街道自体の起点は
 「高麗橋」でした。道は至るところに侵食し、
 つながっていくのです。丁石や竹筒の中の雛
 飾りを眺めながら、里山の道を辿ると、小さな
 橋をいくつも渡っていくことになります。まず
 出喰わす「山浦橋」で左へ折れると「高代寺
 への参道ですが、寄り道している余裕は無く、
 真っすぐ進みました。平井川に架かるから
 「平井川橋」。渡ってすぐ右手には、「豊能町
 吉川自治会館」が在ります。マンホール等にも
 目を配りつつ、「オイスカ関西研修センター」を
 過ぎ、「南之橋」、「玉屋橋」、「宇津和橋
 と渡っていきました。取り立てて言うこともない
 目立たない桁橋ばかりなのですが、一つ
 ひとつに、きちんと橋名板を設けてあり、日常
 使いしている橋への愛情が感じられましたよ。
 花折街道の歴史的・文化的資源をアピール
 しようとするのはよいですが、人目に立つ
 案内板やオブジェばかりに注力するのでなく、
 足元の“橋”からですよね。マンホールやら
 “道祖神”についての報告は、また後日。

参考記事:大阪ミュージアム ― まちの魅力づくりの事例<ビフォー&アフター>
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テーマ : 建築
ジャンル : 学問・文化・芸術

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
好きな言葉は「ごちそうさま」。

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