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蕎麦<餅

7月14日(火)、大阪市・肥後橋の家具屋・インテリアショップ
飛行船スタイル」(大阪市西区京町堀1-12-8)で開かれた
落語会に足を運んできました。同店の2Fがギャラリーになっており、
15時30分から、第4回「京町堀飛行船寄席」(第1部)の開演です。
桂福丸の落語2席と、同店・運営責任者である千田玄樹氏との
座談会から成り、ギャラリーで個展を開いていた深草暢子氏との
座談会は第2部(19時~)。ぼくらは第1部のみの参加。演目は
金明竹」と「そば清」……いずれも、江戸落語でしょうかねえ。
       ☆
「そば清」は、「蛇含草」を江戸落語に変奏したようなネタです
けれども……蕎麦だから、夏向けか?と安易に考えていたところ、
夏のネタ”といった印象は、「蛇含草」ほど、濃厚ではなくてねえ。
「蛇含草」の場合、夏にを喰うという強烈なイメージで圧倒すると、
その後のシュールな展開を、言葉で解き明かすのでなく、“仕方噺
というか、形態模写(?)により、ピクチャレスクなサゲに導いている
と管見するのですが、「そば清」はラストの絵面が上手く想像できず
……半ば消化されて、蕎麦がきのようになっているのかな?と
究明するのは無粋ながらも、麺状のままでは、羽織を取った瞬間、
ばらばらに崩れてしまうように思うのですよ。さらっと語って流すのは
品が良いと言えば良いですが、大食いのリアリティは蕎麦より餅かな。
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テーマ : 落語
ジャンル : お笑い

tag : 落語蕎麦

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
好きな言葉は「ごちそうさま」。

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