Talk About Tofu in English(2)

引き続き、豆腐について英語で語ろう。

Tofu spoils quickly, so a new batch is made at local tofu shops every morning.

豆腐の特性によって、(従来の)豆腐業の在り方が規定されていることを簡潔に示唆している一文が「豆腐は日持ちがしないので、地元のお店では毎朝豆腐作りが行われます」。日本語化した「ローカル」と異なり、英語の「local」は「田舎の」という意味を持たない。「地元の」「その地域限定の」を指す。元来、豆腐は製造時からの消費期限が差し迫っていたからこそ、日本の津々浦々で、地域に密着した食品たり得た。

「batch」はそのままの「バッチ」で業界でも使用されているが、パンや陶器などを焼く場合の1窯分、「1回分」の意味。豆腐の場合にもぴったり。製造時の最小製造単位や卸売りの最小販売数の「1回分」ならば、ロット(lot)を使う。また例文では、「日持ちがしない」を意訳して「悪くなる」「傷む」意の「spoil」という単語を使っている。

First soybeans that have been soaked in Water overnight are mechanically mashed. Then they’re cooked in a boiler. The liquid extracted when boiled soybeans squeezed is soy milk. Nigari, the liquid residue from the process of removing salt from seawater, is then added as a coagulant. The soy milk solidifies and becomes tofu.

豆腐の製造工程(大豆の浸漬・磨砕、煮沸、豆乳の搾り、凝固)を5文で表現。「まず、水に浸して一晩寝かせた大豆を機械ですりつぶします。さらにボイラーで煮ます。煮た大豆を搾って出る液体が“豆乳”です。ここに、海水から塩分を取り除いてできた“にがり”という液体を加えると、凝固して豆腐が出来上がります」と極めて明快。凝固剤(coagulant)のにがりは、海水から塩を採る過程での残留物(residue)と説明している。注意すべきは、日本語「クッキング」が料理全般を指すのに対し、英語の「cook」は「煮る」「焼く」「炊く」「揚げる」など、熱(火)を用いての料理に限る。

参考文献:『トラッドジャパン September, 2012』(NHK出版)
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通りすがりの夢想家。元(にして最後の)「トーヨー新報」編集人。現在は、一介の編集素浪人?



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「トーヨー新報」は、昭和33年(1958)創刊。大豆加工品(豆腐・油揚げ、納豆、豆乳、湯葉、凍り豆腐、もやし等)、こんにゃく、総菜業界をメイン購読者層に、月3回の旬刊紙「トーヨー新報」や業界関連データブック『豆腐年鑑』を発行。平成25年(2013)12月21日号、第1851号をもって終刊に至る。

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