レストラン菊水

回った日のディナーには、屋上ビア
・ガーデンを予約していました。
大正5年(1916)創業のレストラン
「菊水」(京都市東山区四条大橋
東詰祇園)です。四条大橋の東詰、
橋の袂の北東に建ち、北座と南座の
間に在ります。17時から営業を行って
おり、夕立とともに駆け入ったぼくらは
1階のレストラン&パーラーでしばらく待たされるも、その日初めての利用客だったか、
と。1階の室内装飾は無駄に豪奢……大阪市・ミナミの
純喫茶「アメリカン」が脳裏を過りました。5階の屋上

ビア・ガーデンへエレベーターで昇り、祇園鉄板焼きセット
(4,900円)等を頂きました。場所柄、和服姿の男女を
見かけると、梨園の人か? どきどきしながら、ロース肉を
焼いていました。立地より何より、創業者の奥村小次郎・
社長の建てた「菊水館」(当初の屋号)が素晴らしくて。
鉄筋コンクリート造り・5階建て。当時流行していた意匠、
アール・デコやら、スパニッシュ様式やら、目に留まります。
国登録文化財に指定されている建物を日常使いできる
なんて、素敵ではありませんか。この日、案内された
テーブル席に着くと、背後に南座、正面に北座、左手に
東山を眺める格好となりました。雨が上がって、周囲の
席が団体客で埋まり始めるまでは、非常に贅沢な気分
でしたねえ。創業1世紀を超えて、なお、現役で営業を
行いつつ、しかも、カジュアルな立ち位置を貫く清々しさ。
☆
前夜(7月24日)のディナーが不本意な結果
に終わったので、埋め合わせになったかなあ。
業界紙で働いていた頃からお世話になっていた
「楽膳」が今時の喧しい居酒屋に替わっていて、
(調べたらば、2019年12月26日に閉店……)
ならば、とJR京都駅前の「惣平」を訪ねれば、
昔と全く違うお店になっていて(2階の店舗など
跡形も無く、規模縮小&方向転換?!)、B1Fでは
違和感しか残らず、速やかに撤収を図ったものです。
前夜(7月24日)のディナーが不本意な結果
に終わったので、埋め合わせになったかなあ。
業界紙で働いていた頃からお世話になっていた
「楽膳」が今時の喧しい居酒屋に替わっていて、
(調べたらば、2019年12月26日に閉店……)
ならば、とJR京都駅前の「惣平」を訪ねれば、
昔と全く違うお店になっていて(2階の店舗など
跡形も無く、規模縮小&方向転換?!)、B1Fでは
違和感しか残らず、速やかに撤収を図ったものです。
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