興福寺まで

「興福寺」の拝観に出向いたのでした。「東大寺」と
同様、メジャーですから、何度も来ているようですが、
前回は2009年11月16日、北円堂と仮金堂(中金堂
再建が2018年10月7日)を訪問しています。今回は
南円堂や一言観音堂の前を通り過ぎて、東金堂と
国宝館に入りました。東金堂の本尊は「銅造薬師
如来坐像」で、脇侍に「銅造日光・月光菩薩立像」。
右脇の日光と本尊の間に「木造文殊菩薩坐像」、
左脇の月光と本尊の間に「木造維摩居士坐像」。
周囲を「木造四天王立像」、「木造十二神将立像」が
囲繞しているのですが、暗く、陰になっていて見えない
神将も複数体あって、勿体無い。じっくりと鑑賞できない
配置が残念ですねえ。国宝館に赴くと、「脱活乾漆造
八部衆立像」や「脱活乾漆造十大弟子立像」等の
スーパー・スターが勢揃いしているので、相変わらず、圧倒されまくってしまいます。
それでも、子供の頃からのぼくの一押しは、康弁・作の「木造天燈鬼立像」、「木造
龍燈鬼立像」、さらに「銅造仏頭」なのです。飛鳥の「山田寺」から掠奪されてきた
仏頭の件は、後述する予定。天燈鬼・龍燈鬼、仏頭は、また、ポスト・カードを買って
しまいました。画像は北円堂とともに、寺内最古の建物となる「三重塔」(塔高19m)。
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