秋季西大寺
近鉄・大和西大寺駅で下車。歩いてすぐの「西大寺」を拝観しました。
昨年は時季外れ故、観ることが叶わなかった仏像等もありましたが、
今回は“西大寺秋季特別拝観”(~11月15日)の期間中ですから、
愛染堂の秘仏とも久しぶりの再会を果たしたのです。西大寺の拝観券は
独特で、正方形の4角を切り取るタイプですけれども、秋季は四王堂
(四王金堂)、聚宝館、本堂、愛染堂の全てを観て回ることが出来ます。
11月10日(火)に鑑賞した主立った仏像は、下記のとおり。
☆
【四王堂】
「十一面観音立像」(6m超)、「四天王立像」、「金銅四天王邪鬼」
【聚宝館】
「吉祥天立像」、「塔本四仏座像」(2体)、「行基菩薩坐像」
【本堂】
「釈迦如来立像」、「文殊菩薩騎獅像及び四侍者像」、「弥勒菩薩坐像」
【愛染堂】
秘仏「愛染明王坐像」、「愛染明王坐像(御前立ち像)」、「興正菩薩寿像」
☆
善円=善慶であるからには、愛染堂の秘仏と本尊の「十一面観音立像」
(清凉寺式)の作者も同一ということになります。因みに、リアルで拝む
愛染明王坐像の色彩は、照明の関係もあって、印刷物で見られるような
鮮やかな“赤”を望めません。「興正菩薩(叡尊)坐像」は、善円(善慶)の
子である善春の作。大黒堂の内部は暗かったため、「大黒天半跏像」は
視認できず。「大黒天立像」ならば、「あべのハルカス美術館」で見た
はずなのですけれども、印象が薄いのです。しかしながら、いつ目にしても
邪鬼の踏まれっぷりが最高。邪鬼に次いで古株となる 塔本四仏座像に
ついては、「阿弥陀如来像」、「宝生如来像」の2体のみが安置され、
「釈迦如来像」、「阿閦如来像」は他所の博物館に寄託されているのでした。
☆
西大寺に関して、少しもやもや思うところが……また、後日に記しますね。
さて、西大寺(勝宝山)は“大和十三仏霊場”の第二番でもありまして、
御朱印帳(十三仏守護屏風)に釈迦如来のスタンプを押してもらいましたよ。
第一番は「宝山寺」(生駒山)で、最初からY子さんが朱印を受けていた状態。
昨年は時季外れ故、観ることが叶わなかった仏像等もありましたが、
今回は“西大寺秋季特別拝観”(~11月15日)の期間中ですから、
愛染堂の秘仏とも久しぶりの再会を果たしたのです。西大寺の拝観券は
独特で、正方形の4角を切り取るタイプですけれども、秋季は四王堂
(四王金堂)、聚宝館、本堂、愛染堂の全てを観て回ることが出来ます。
11月10日(火)に鑑賞した主立った仏像は、下記のとおり。
☆
【四王堂】
「十一面観音立像」(6m超)、「四天王立像」、「金銅四天王邪鬼」
【聚宝館】
「吉祥天立像」、「塔本四仏座像」(2体)、「行基菩薩坐像」
【本堂】
「釈迦如来立像」、「文殊菩薩騎獅像及び四侍者像」、「弥勒菩薩坐像」
【愛染堂】
秘仏「愛染明王坐像」、「愛染明王坐像(御前立ち像)」、「興正菩薩寿像」
☆
善円=善慶であるからには、愛染堂の秘仏と本尊の「十一面観音立像」
(清凉寺式)の作者も同一ということになります。因みに、リアルで拝む
愛染明王坐像の色彩は、照明の関係もあって、印刷物で見られるような
鮮やかな“赤”を望めません。「興正菩薩(叡尊)坐像」は、善円(善慶)の
子である善春の作。大黒堂の内部は暗かったため、「大黒天半跏像」は
視認できず。「大黒天立像」ならば、「あべのハルカス美術館」で見た
はずなのですけれども、印象が薄いのです。しかしながら、いつ目にしても
邪鬼の踏まれっぷりが最高。邪鬼に次いで古株となる 塔本四仏座像に
ついては、「阿弥陀如来像」、「宝生如来像」の2体のみが安置され、
「釈迦如来像」、「阿閦如来像」は他所の博物館に寄託されているのでした。
☆
西大寺に関して、少しもやもや思うところが……また、後日に記しますね。
さて、西大寺(勝宝山)は“大和十三仏霊場”の第二番でもありまして、
御朱印帳(十三仏守護屏風)に釈迦如来のスタンプを押してもらいましたよ。
第一番は「宝山寺」(生駒山)で、最初からY子さんが朱印を受けていた状態。
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tag : 仏像