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おみつの母

前夜、ぼくの地元・天満で火事があった模様。
パトカーや救急車のサイレンは慣れっこなので、
気付かなかったなあ。商店街寄りにルート変更。
Osaka Metro・堺筋線で、扇町から日本橋へ移動
して、13時過ぎ、「マイティ・ルゥ」で昼食です。
チキン・カレーを頂くと、「国立文楽劇場」へ赴き、
錦秋文楽公演」第2部を鑑賞します。演目は
新版歌祭文」野崎村の段、「釣女」でした。
どちらの演目も見知っているので、安心感有り。
今回で第1部から3部まで、全部押さえましたが、
第1部は吉田玉男(斎藤実盛)、第3部は桐竹
勘十郎
(八重垣姫)――第2部(新版歌祭文)では
吉田和生(親・久作)、吉田簑助(油屋お勝)と、
上手いこと、分散させましたねえ。野崎村の段の
おみつの母(人形役割は桐竹勘壽)が、平成21年
初春公演以来の登場! 病に臥して、盲目という
設定上、派手な立ち回りなどは無い訳ですけれど、
しみじみと哀感迫る佇まい。一つ、気になったのは
久三の小助が久松の実家で居直るポーズでして、
立てている膝こそ逆ですが、如意輪観音坐像
輪王座”のようだな、と。何の演出意図だろう? 
「釣女」の舞台は西宮(恵比須神社)。大名は、
ぼくの贔屓にしている吉田玉勢が遣っていました。
男前ながらも、動きが面白い役は太郎冠者の方。
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テーマ : 伝統芸能
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 文楽カレー仏像

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桐竹勘壽

おみつの母を遣っていたのは、桐竹勘壽
うっかり、吉田簑助の人形役割と記載していました。
非常に、申し訳ございませんでした。

母違い

油屋お勝は、おみつでなく、
お染の母となります。すみません。
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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
好きな言葉は「ごちそうさま」。

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