磐余橋のこと

「安倍文殊院」からの帰るさ、“横大路”を東進していて、
2本の橋に差し掛かった折、「寺川」という川の名前だけ
でなく、「磐余(いわれ)橋」(左上画像、2020年12月19日
撮影分)という橋名自体が記憶に引っ掛かってしまい、
どうしたものやら、もやもやと……以前に同じ橋を渡った
のでしょうか。ただ、印象が微妙に異なり、すぐ近くに
別の橋(=小西橋)が架かっていれば、覚えていそうな
もの。過去の画像も再確認を行い、「磐余橋」が(最低
でも)2つ、存在することを突き詰めました。いずれにも
「磐余橋」と記された橋名板が埋め込まれているので、
間違いありません。同じ寺川に架かる同名の「磐余橋」
……騙されてしまいますよね。地図サイト等で、位置も
確認済みです。直線距離で500mも離れていないのでは

ないでしょうか。以前、「聖林寺」から近鉄・桜井駅への
帰途、国道165号に架かっていたのが、右下画像の
「磐余橋」(2017年4月4日撮影分)です。2車線の道路
と歩道を隔てる部分が元々あったコンクリート製の欄干に
見え、歩道部分と水色に塗装された鉄製の欄干(?)は
付け足されたように見えます。小西橋東詰で国道169号
に架かる「磐余橋」(2車線)は東側のみ、歩道部分を継ぎ
足した風に見え、西側はコンクリート製の欄干の内側に
路側帯が設けられているだけ。ここで腑に落ちたのが
交差点の名称。169号・磐余橋の北詰が「小西橋東詰」
と呼ばれていたのは、既に165号・磐余橋の北詰の方が
先に「磐余橋北詰」と名付けられていたことによります。
しかし、“磐余(いわれ)”という古地名の広がりを管見すれば、
桜井市や寺川を外れた所からも、「磐余橋」が出現してきそう。
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