商船三井築港ビル

Osaka Metro・中央線からニュートラムに乗り
換える必要があって、どうせならば、乗換駅の
コスモスクエアの1つ手前の大阪港で下車。
日本一低い山といわれる天保山(標高4.53
m)も間近い大阪港は、明治36年(1903)、
当時の幅22m、長さ455mの「築港大桟橋」
竣工に始まります。現在の中央突堤に至る
みなと通(国道172号)と海岸通の交わる
北西角に建つのが、「商船三井築港ビル」(大阪市港区海岸通1-5-25)です。
“商船三井”の前身、“大阪商船”が昭和8年(1933)に建築。何度も見舞われた
水没被害への対策として、昭和25年(1950)、
盛り土が施された結果、本来の3階建てが2階

建て(地下1階)となり、元2階の南東角に玄関が
新しく設けられています。最初の玄関は、みなと
通に面した中央にあった模様。さらに、最上階の
両肩部分は1960年代後半の増築。現在は1階
(に見える2階)に、「築港麺工房」本店が入って
おり、“おだしめぐり”を兼ねて、ランチに利用。
ぼくは鶏天ぶっかけうどんを頂きましたが、麺の
コシが凄かったです。だしに、黒門市場の「山長
商店」が提供する“うるめいわし節”も効いています。
お隣の近代建築、「天満屋ビル」は外壁を工事中。
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