角大師坐像

「元三大師堂」の西側の門は1月中、開いている
のかな。“角大師”のTシャツが可愛いじゃないか、
この野郎。元三大師堂に続いて、「亀井堂」、「亀井
不動尊」の集印を経て、小雨降る中、「宝物館」へ。
今回のメインは新春名宝展「元三大師堂 ―鬼と
なった高僧 良源祀る御堂の歴史―」における
期間限定公開(1月17~31日)、元三大師堂秘仏
「角大師坐像」なのでした。劇画チックな表現が
ナイス。「元三大師坐像」や「普賢菩薩坐像」と併せて
堪能しました。慈恵(じえ)大師・良源(912~985)は
もう少し、調べておかなければ……。ちなみに、角大師
坐像は天保3年(1832)の制作。伊勢国の「国束寺(くつかじ)」から遷座された模様。
となれば、ぼくの愛する宝物館のレギュラー・メンバー、「阿弥陀如来坐像」や
「薬師如来坐像」と同じ出身地ではないかしら。宝物館の3大スターのもう1人、
村上炳人「救世観音菩薩半跏像」にも挨拶して退館。集印帳を持参しており、
「猫の門」、「虎の門」、「太子殿(聖霊院)」の
スタンプも入手しました。聖霊院・奥殿の秘仏

「太子四十九歳摂政像」も、駆け込み拝観。
前殿から奥殿へ移動する際、南方の空を見遣る
と、雨靄のせいでしょうか、「あべのハルカス」
上部が消失していて、妙に感動しましたよ。
大阪市内で見ることの出来る“天空の城”?!
四天王寺の集印帳は、33か所用意されている
から、まだまだ……その第三十三番が境外社
なのか、南大門を出て南へ下がる。見えない
ハルカスに引かれ、歩を進めてみましょう。
- 関連記事
-
- 居酒屋鮮道「こんび」 (2021/01/24)
- 四天王寺庚申堂 (2021/01/23)
- 角大師坐像 (2021/01/22)
- 商船三井築港ビル (2021/01/21)
- アーバン寄席 (2021/01/20)
スポンサーサイト