ワカル文楽(1)
2月3日(水)13時30分から、「フェニーチェ堺」
(大阪府堺市堺区翁橋町2-1-1)で開かれた
講座「ワカル文楽“観る前セミナー”」第1回を
受けました。3月中旬に同館で開催される文楽
公演に先駆けてのセミナーで、今回は「妹背山
婦女庭訓」をテーマに、講師は東晴美氏(群馬
県立女子大学講師)。作者の1人、近松半二が
政治的な思惑を作中に込めているとの指摘が
興味深かったです。いわゆる、“大織冠”物で
あるからには、藤原鎌足が善玉で固定されてしまうのは
致し方ないとして、それでも、三輪山伝説と藤原氏、蘇我氏との因縁、
神器とされる十握(とつか)の剣の扱い、中大兄皇子の“乞食の相”など、
浄瑠璃の演目を離れ、古代史の謎の方に興味は激しく傾斜するのでした。

(大阪府堺市堺区翁橋町2-1-1)で開かれた
講座「ワカル文楽“観る前セミナー”」第1回を
受けました。3月中旬に同館で開催される文楽
公演に先駆けてのセミナーで、今回は「妹背山
婦女庭訓」をテーマに、講師は東晴美氏(群馬
県立女子大学講師)。作者の1人、近松半二が
政治的な思惑を作中に込めているとの指摘が
興味深かったです。いわゆる、“大織冠”物で
あるからには、藤原鎌足が善玉で固定されてしまうのは
致し方ないとして、それでも、三輪山伝説と藤原氏、蘇我氏との因縁、
神器とされる十握(とつか)の剣の扱い、中大兄皇子の“乞食の相”など、
浄瑠璃の演目を離れ、古代史の謎の方に興味は激しく傾斜するのでした。
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