一寸法師発祥の地
「住吉大社」の末社の一つであり、“初辰まいり”
(毎月最初の辰の日に4つの社に詣でると、願いが
叶うそうです)の一番参り「種貸社(たねかししゃ)」の
手水舎は、吐水口がお椀に乗った“一寸法師”
でした。兎に続いて、一寸法師の謎か……種貸社
自体の祭神は倉稲魂命(うがたまのみこと)であり、
元種を授ける神であることから、子宝祈願も行われて
いる境内に、「一寸法師発祥の地」として、大きな
お椀も設置されているのであります。説明文には、
「昔話で有名な一寸法師は、室町時代から
江戸時代にかけて成立したとされる物語集の
『御伽草子(おとぎぞうし)』に出てくるお話で、その
冒頭では住吉大明神にお祈りし、そのお陰で
子供を授かるところから始まります」と書かれていました。
ミナミの「一寸法師大明神」は、住吉さんにお祈りした
下りを端追っていたなぁ……と思い出しつつ、生殖器崇拝が
露骨な母子像(?!)を眺めたり、江戸川乱歩の『一寸法師』は
過小評価されていやしないかと考えたりしている最中、
真剣に掌を合わせている女性参拝者の姿が視界に入れば、
とことん、不埒な自分の在り方を恥じ入るばかり。
参考記事:住吉大社 ― 境内をめぐる

(毎月最初の辰の日に4つの社に詣でると、願いが
叶うそうです)の一番参り「種貸社(たねかししゃ)」の
手水舎は、吐水口がお椀に乗った“一寸法師”
でした。兎に続いて、一寸法師の謎か……種貸社
自体の祭神は倉稲魂命(うがたまのみこと)であり、
元種を授ける神であることから、子宝祈願も行われて
いる境内に、「一寸法師発祥の地」として、大きな
お椀も設置されているのであります。説明文には、
「昔話で有名な一寸法師は、室町時代から
江戸時代にかけて成立したとされる物語集の
『御伽草子(おとぎぞうし)』に出てくるお話で、その
冒頭では住吉大明神にお祈りし、そのお陰で
子供を授かるところから始まります」と書かれていました。
ミナミの「一寸法師大明神」は、住吉さんにお祈りした
下りを端追っていたなぁ……と思い出しつつ、生殖器崇拝が
露骨な母子像(?!)を眺めたり、江戸川乱歩の『一寸法師』は
過小評価されていやしないかと考えたりしている最中、
真剣に掌を合わせている女性参拝者の姿が視界に入れば、
とことん、不埒な自分の在り方を恥じ入るばかり。
参考記事:住吉大社 ― 境内をめぐる
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